アート界の異端児・バンクシーの神出鬼没の活動の軌跡を追う!
会場に再現された世界各地のストリート作品に注目
現代のストリートで表現を続けるアート界の異端児・バンクシーの、神出鬼没の活動の軌跡を、プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品を中心に展示する展覧会。
1990年代、イギリス南西部の港町ブリストルで、グラフィティ・アーティストとして活動を始めたとされるバンクシー。ロンドンのとある倉庫で予告なしに開催した個展で逮捕状が出されたり、MoMA、メトロポリタン美術館などニューヨークの複数の美術館で、自身の作品を無断展示したりと、作品を発表する度に物議をかもしてきた。2018年にイギリスで開かれたサザビーズのオークションでは、少女と赤い風船を描いた作品、通称《風船と少女》が1.5億円で落札されるや、額に仕込まれたシュレッダーで突如細断され、世界中で大きな話題となったのは記憶に新しい。日本でも、港区の防潮扉に描かれたバンクシー作品と思われるネズミの絵が発見されるなどして、近年認知度が上がっている。しかし彼の創作活動の全貌や動機など、その真相が分かる者は依然として少なく、謎に包まれたままだ。
本展では、ロビンフッドさながら、神出鬼没にその足跡を残してきたバンクシーの活動の軌跡を、プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品を中心に展示。特に注目したいのは、世界中に分散する代表作品を選りすぐって、テレビ局の美術チームがリアルサイズに再現した、映画のセットのような街並み。故郷イギリスのブリストルからロンドン、映画にもなったニューヨークでの活動や自主企画で一世を風靡したロサンゼルス、そして幾度も訪れては作品を残し続けている中東など、まるで作品と目の前で対峙しているような没入感のある鑑賞体験が待ち受けている。
展覧会名 | バンクシーって誰? 展 |
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会期 | 2021年8月21日(土)〜12月5日(日) |
休館日 | 10月5日(火)・12日(火)・19日(火) |
時間 | 11:00〜20:00 ※金・土・祝前日は21:00まで ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 寺田倉庫G1ビル(東京・天王洲) 品川区東品川2-6-4 |
入館料 | 【平日】一般 2,000円、高大生 1,800円、小中生 1,300円 【土日祝】一般 2,200円、高大生 2,000円、小中生 1,500円 ※未就学児無料 ※土日祝は日時指定制 ※詳細はこちらをご確認ください |
公式サイト | whoisbanksy.jp |
問合せ | 050-5542-8600 |
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