伝説のフォトジャーナリズムを生んだ写真家の本格的回顧展!
ワルシャワ条約機構軍のプラハ侵攻(プラハの春)を撮影し、匿名のままロバート・キャパ賞を受賞したことで世界的に知られるようになったジョセフ・クーデルカの初期から最新作までを紹介する展覧会です。
航空技師の傍ら、1960年代から作品を発表。1967年にはフリーランスの写真家として独立し、翌年のワルシャワ条約機構軍のプラハ侵攻(プラハの春)を撮影しました。作品は、本人と家族の身の安全から「プラハの写真家」という匿名で公表。国際報道クラブにより匿名のままでロバート・キャパ賞が授与されました。1970年イギリスに移住、1987年にはフランスに帰化。「ジプシーズ Gypsies1962-1970」や、移住後にヨーロッパ各地で撮影された「エグザイルズ Exiles 1970-1994」などのシリーズを発表し、それらは市井の人々の人生をとらえつつ、時代を感じさせる奥行きも備えた作品として評価され、世界的に知られるようになっていきます。
会場には、プラハの劇場で撮影していた初期の作品、1980年代以降から取り組むパノラマ・フォーマットの「カオス Chaos 1986-2012」シリーズなど、約280点の作品を展示。クーデルカの作品世界を紹介します。
展覧会名 | ジョセフ・クーデルカ展 |
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会期 | 2013年11月6日(水)〜2014年1月13日(月・祝) |
休館日 | 月曜日(ただし12月23日、1月13日は開館)、12月24日、年末年始(12月28日〜1月1日) |
時間 | 10:00〜17:00 (金曜日は10:00〜20:00) ※入館は閉館の30分前まで | 会場 | 東京国立近代美術館 千代田区北の丸公園3-1 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 850円、大学生 450円 |
公式サイト | https://www.momat.go.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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