イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる

大阪の国立民族学博物館とのコラボ! 造形物が持つアートな側面

神像付きの椅子 民族:イアトムル 国名:パプアニューギニア 1988年収集 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館

世界各地で生み出された造形物をアートとして捉え、人類共通の普遍性を探る、国立新美術館と国立民族学博物館が共同企画した展覧会です。

約600点に上る展示品は、仮面、神像、現代美術家の前衛的な作品に至るまで多岐にわたります。どれも国立民族学博物館のコレクションから選ばれたもの。これらを地域や時代ごとに分類するのではなく、共通した造形性や効果、機能別に紹介。造形物に対する固定観念を取り払い、イメージが持つ活力や効果を体感できます。

まず壁一面が仮面で覆われた部屋からスタート。四方から囲まれて眼差しを受ける迫力ある体験ができます。1章では神や時間など、見えないものをイメージさせた作品が主体。2章では光、色、高さが見る者に与える視覚効果について、作品を鑑賞しながら検証します。3章は作り手の創造する楽しみを実感できる作品を、4章では、外国や異民族との文化交流の結果、作品に取り入れられたイメージをクローズアップ。最後には、はしごやザルなどの実用的なものが、現代美術のインスタレーションによって美術作品として展示された、チャレンジングなものも鑑賞でき、イメージを多方面から捉え直せます。

舞踏劇「チャム」の仮面「シンギェ」 地域:ティンプー 国名:ブータン 20世紀後半制作 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館
早変わり仮面 作者:リチャード・ハント 民族:クワクワカワクゥ 国名:カナダ 1977年制作 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館
アサフォ結社の旗 民族:ファンティ 国名:ガーナ 1940年頃制作国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館
羽毛製頭飾り 民族:ツカハマイ 国名:ブラジル 1960年代制作 国立民族学博物館蔵 写真提供:国立民族学博物館
羽毛製頭飾り
民族:ツカハマイ 国名:ブラジル
1960年代制作
国立民族学博物館蔵
写真提供:国立民族学博物館
開催概要
会期 2014年2月19日(水) 〜6月9日(月)
休館日 火曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、5月7日
時間 10:00〜18:00(金曜のみ20:00まで)
※ただし4月19日は22:00まで
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室2E
港区六本木7-22-2  
入場料 当日 一般1,000円、大学生500円
公式サイト https://www.nact.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2013年12月更新