大阪の国立民族学博物館とのコラボ! 造形物が持つアートな側面
世界各地で生み出された造形物をアートとして捉え、人類共通の普遍性を探る、国立新美術館と国立民族学博物館が共同企画した展覧会です。
約600点に上る展示品は、仮面、神像、現代美術家の前衛的な作品に至るまで多岐にわたります。どれも国立民族学博物館のコレクションから選ばれたもの。これらを地域や時代ごとに分類するのではなく、共通した造形性や効果、機能別に紹介。造形物に対する固定観念を取り払い、イメージが持つ活力や効果を体感できます。
まず壁一面が仮面で覆われた部屋からスタート。四方から囲まれて眼差しを受ける迫力ある体験ができます。1章では神や時間など、見えないものをイメージさせた作品が主体。2章では光、色、高さが見る者に与える視覚効果について、作品を鑑賞しながら検証します。3章は作り手の創造する楽しみを実感できる作品を、4章では、外国や異民族との文化交流の結果、作品に取り入れられたイメージをクローズアップ。最後には、はしごやザルなどの実用的なものが、現代美術のインスタレーションによって美術作品として展示された、チャレンジングなものも鑑賞でき、イメージを多方面から捉え直せます。
展覧会名 | イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる |
---|---|
会期 | 2014年2月19日(水)〜6月9日(月) |
休館日 | 火曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、5月7日 |
時間 | 10:00〜18:00(金曜のみ20:00まで) ※ただし4月19日は22:00まで ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 国立新美術館 企画展示室2E 港区六本木7-22-2 >> 会場の紹介記事はこちら |
入場料 | 当日 一般1,000円、大学生500円 |
公式サイト | https://www.nact.jp |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。