東京駅開業時の汽車旅と観光をクローズアップ
開業100周年を記念し、1914(大正3)年に開業した東京駅、新橋駅の当時の様子、鉄道の発達とともに広まった汽車旅や観光に着目した企画展です。
明治20年代、新橋〜上野間を高架鉄道にし、その間にある丸の内に中央停車場(東京駅)を設けて、丸の内を市街化する近代都市計画が立てられました。1914(大正3)年12月20日に開業した東京駅に新橋停車場起点だった東海道本線が移り、烏森駅が新橋駅に、新橋停車場は貨物専用の汐留駅と変更になります。サラリーマン層を中心に生活が段々と豊かになって余裕が生まれ、鉄道旅行も広まっていきました。
本展では、第1章東京駅開業と新橋、第2章汽車の旅、第3章東京観光の3本立てて展示を構成。開業にまつわる出来事を当時の新聞から読み解くほか、1889(明治22)年に新橋〜神戸間が開通した東海道本線、1905(明治38)年の新橋〜下関間における直通急行列車の運転開始など、鉄道路線の拡充とともに広まった鉄道旅行を証明する発掘品の展示、東京名所を記した石板画、絵葉書、観光案内、地図なども紹介します。
展覧会名 | 第36回企画展 ≪東京駅開業百年記念≫ 東京駅開業とその時代 |
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会期 | 2014年12月9日(火) 〜 2015年3月22日(日) |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館、翌火曜休館 |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の15分前まで |
会場 | 旧新橋停車場 鉄道歴史展示室 港区東新橋1-5-3 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 無料 |
公式サイト | https://www.ejrcf.or.jp/shinbashi/index.html |
問合せ | 03-3572-1872 |
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