ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 〜アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから

初公開38点!創設者の娘の寄贈から成る印象派コレクション

アメリカで唯一、西洋美術を集めた国立美術館「ワシントン・ナショナル・ギャラリー(NGA)」。大規模改修を機に、コレクションの中でも最も人気のあるフランス印象派とポスト印象派のコレクションから68点が来日する希少な企画展です。

NGAの印象派コレクションは、創設者であるアンドリュー・W・メロンの娘、エイルサ・メロンが弟ポールと共にパトロンとして莫大な資金を投じ、基金を作って形成したものです。エイルサは病弱で内向的な性格から表舞台に出て来ず、今まであまり知られてきませんでした。フランス印象派、ポスト印象派のコレクションはそもそも自宅を飾るために収集したものでしたが、後にNGAに寄贈。アメリカの近代美術振興に大きな功績を遺しました。

本展では、初公開作品38点を含む、合計68点の作品が来日。ルノワール、マネ、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、シスレー、モリゾなど、巨匠の作品が勢ぞろいします。エイルサの女性らしい審美眼で集められたコレクションは、画家の家族や身近な風景を題材にしていたり、恋人同士や飼い主とペットなどモデルが親密な関係であったりと、“親密さ”がうかがえる優しい作品が多くを占めています。

ピエール=オーギュスト・ルノワール	《猫を抱く女性》 1875年頃 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Gift of Mr. and Mrs. Benjamin E. Levy
エドゥアール・マネ	《競馬のレース》 1875年頃 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Widener Collection
ピエール=オーギュスト・ルノワール《花摘み》 1875年 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Ailsa Mellon Bruce Collection
ポール・ゴーガン	《カリエールに捧げる自画像》 1888または1889年 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon
エドガー・ドガ《舞台裏の踊り子》 1876/1883年 油彩・カンヴァス National Gallery of Art, Washington, Ailsa Mellon Bruce Collection
開催概要
会期 2015年2月7日(土) 〜5月24日(日)
休館日 月曜日(ただし祝日の場合、および4月6日・5月18日は開館)
時間 10:00〜18:00(祝日・振替休日を除く金曜は20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 三菱一号館美術館
千代田区丸の内2-6-2  
入場料 当日 一般1,600円、高大生1,000円、小中生500円
公式サイト https://mimt.jp
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2015年1月更新