台湾の設計集団フィールドオフィス・アーキテクツ 足かけ20年!建築で理想の町づくり
台湾の建築家、黄 聲遠(ホァン・シェン・ユェン)を中心に、その建築思想に共鳴し集った若者たちで構成される設計集団「フィールドオフィス・アーキテクツ」。彼らが手掛けてる町づくりをベースに、その活動や理念を紹介する企画展です。
設立者の黄氏は、台中の東海大学建築学科を卒業後に渡米し、イェール大学で修士号を取得します。その後、ロサンゼルスの設計事務所に入りますが、作品主義的な仕事内容に疑問を抱いて台湾に帰国。地方都市の宜蘭(イーラン)を拠点に独自の活動を始めます。
本展では、20年にわたり手掛けてきた宜蘭の町づくりから得た4つの「気づき」がテーマ。1. 「時間と仲良く」、2. 「山、水、土、海と暮らす」、3. 「基準線としてのキャノピー(天蓋)」、4. 「ただ自分の身体に意識を向け、いつしか時を忘れる」が何を意味するかを伝えるとともに、模型、写真、映像、インスタレーションを通して、現在も進行している彼らの活動を紹介します。
展覧会名 | フィールドオフィス・アーキテクツ展 Living in Place |
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会期 | 2015年7月10日(金) 〜9月12日(土) |
休館日 | 月曜・祝日、8月8日(土)〜17日(月) |
時間 | 11:00〜18:00 |
会場 | TOTOギャラリー・間 港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F |
入館料 | 無料 |
公式サイト | https://jp.toto.com/gallerma/ |
問合せ | 03-3402-1010 |
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