ほとけの教え、とこしえに。 ―仏教絵画名品展―

仏教絵画を通して見る信仰世界

極楽浄土の主である阿弥陀如来、現世の仏とも言われる釈迦如来、真言密教の教主である大日如来、聖僧の羅漢などが登場する仏教絵画を展観する企画展です。

古代インドの一部を治めていた釈迦族の王子シッダールタは、瞑想の末に悟りを開き、最初の如来(悟りを得たもの)になります。死の間際、弟子である羅漢に、56億7千万年後に弥勒菩薩が弥勒如来となる日まで、この世に生きて仏法を守るように遺言。羅漢は現在と未来を繋ぐ聖僧となるのです。
 真言密教では、すべてのほとけは教主の大日如来が姿を変えて現れたものと説いています。現世の苦しみから逃れ、来世は阿弥陀如来が住む西方浄土に生まれたいと願う浄土信仰も相まって、多くの仏教絵画が生まれました。

本展では、「仏涅槃図」「兜率天曼荼羅」や密教の「金剛界八十一尊曼荼羅」(重要文化財)のほか、常磐山文庫が所蔵する「釈迦三尊十六羅漢像」(重要美術品)など約30件を展示します。また、浄土信仰に基づいて制作された浄土図や来迎図なども紹介し、ほとけが導く深淵な信仰世界を展観できます。

重要美術品 釈迦三尊十六羅漢像 19幅より 絹本着色 日本・鎌倉時代 13-14世紀 常盤山文庫蔵
兜率天曼荼羅(部分) 1幅 絹本着色 日本・南北朝時代 14世紀 根津美術館蔵
開催概要
展覧会名 ほとけの教え、とこしえに。 ―仏教絵画名品展―
会期 2016年2月27日(土) 〜 3月31日(木)
休館日 月曜日(ただし3/21は開館、3/22は休館)
時間 10:00〜17:00
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 根津美術館
港区南青山6-5-1 
入館料 一般1,000円、高大生800円
公式サイト http://www.nezu-muse.or.jp/
問合せ 03-3400-2536
2016年2月更新