国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業 ミュシャ展

約6m×8mの大作《スラヴ叙事詩》全20作を世界初公開!

《ヒヤシンス姫》 1911年 堺市

ポスターや挿絵などの広告分野を中心にアール・ヌーヴォーの巨匠として活躍したアルフォンス・ミュシャ(1860〜1939年)の画業にせまる展覧会です。日本とチェコの国交回復60周年を記念し、世界初公開となる《スラヴ叙事詩》全20作を中心に、100点の作品を展観します。

オーストリア領モラヴィア(現チェコ東部)で生まれたミュシャは、19歳でウィーンの工房で助手を務め、24歳でミュンヘンの美術アカデミーで学び、27歳でパリに渡ります。34歳のとき、女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターを手掛けて成功を収め、アール・ヌーヴォーの流行から優美で装飾的な作風が人気を博し、時代の寵児として活躍しました。50歳で故郷チェコに戻り、約16年間かけて《スラヴ叙事詩》を完成させ、プラハ市に寄贈します。

本展では、パリでのアール・ヌーヴォーの作品から、パリ万国博覧会やプラハ市民会館の壁画、チェコスロバキアのアイデンティティを意識した作品と、晩年の連作《スラヴ叙事詩》までの足跡をたどります。古代から近代にいたるスラヴ民族の苦難と栄光の歴史をテーマにした《スラヴ叙事詩》は大きい作品で6m×8mと巨大。全作20枚並んだ空間で、演劇の場面に引き込まれるような臨場感を味わえます。


《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」》 1912年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery
《スラヴ叙事詩「スラヴ式典礼の導入」》 1912年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery
開催概要
展覧会名 国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業
ミュシャ展
会期 2017年3月8日(水) 〜 6月5日(月)
休館日 火曜日(ただし5月2日は開館)
時間 10:00〜18:00(金曜および、4月29日(土)〜5月7日(日)は20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室2E
港区六本木7-22-2 
>> 会場の紹介記事はこちら
観覧料 一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円
※3月18日(土)・19日(日)・20日(月・祝)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
公式サイト https://www.nact.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年3月更新