ジャコメッティ展

20世紀を代表する彫刻家。彫刻から絵画、版画まで一挙公開!

20世紀を代表する彫刻家アルベルト・ジャコメッティ。身体が線のように細長い彫刻を創出したその作風と生涯を展観する11年ぶりに日本で開催される回顧展です。

1901(明治34)年、スイスの小村ボルゴノーヴォで生まれ、5歳の時に隣村のスタンパに移住。画家であった父の傍らでデッサンから始め、ジュネーヴでデッサン、油絵、彫刻を学び、1922年にパリに渡って美術学校アカデミー・ド・ラ・グランド・ショミエールに入学します。29歳でシュルレアリスム運動に参加しますが、後にモデルを使った制作に回帰して決別。49歳で、バーゼル美術館にて初の回顧展を開催。54歳で大阪大学助教授の矢内原伊作と親交を結び、モデルを依頼しました。1962年の第31回ヴェネツィア・ビエンナーレで彫刻部門の大賞を受賞して以降は、国際的に高く評価されるようになります。

本展では、世界有数のジャコメッティ・コレクションを有するマーグ財団美術館の協力のもと、彫刻約50点、絵画約5点、素描と版画約80点を展示します。キュビズムの影響のある《女=スプーン》、シュルレアリスム的な特徴を備えた《鼻》のほか、プロジェクトの実現はしなかったがチェース・マンハッタン銀行のために制作された3点の大作《歩く男Ⅰ》、《女性立像Ⅱ》、《大きな頭部》も展示。アトリエを舞台にしたリトグラフ《犬、猫、絵画》、記録写真なども紹介され、創作の秘密に迫れます。

アルベルト・ジャコメッティ	《女=スプーン》	1926/27年	ブロンズ	マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス	Archives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)
アルベルト・ジャコメッティ	《鼻》	1947年	ブロンズ、針金、ロープ、鉄	大阪新美術館建設準備室
アルベルト・ジャコメッティ	《3人の男のグループ(3人の歩く男たち)》	1948/49年	ブロンズ	マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス	Archives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)
アルベルト・ジャコメッティ 《ディエゴの胸像》 1954年	ブロンズ 豊田市美術館
アルベルト・ジャコメッティ	《犬、猫、絵画》	1954年	リトグラフ、ヴェランアルシュ紙	マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス	Photo Claude Germain -Archives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)
開催概要
展覧会名 国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展
会期 2017年6月14日(水) 〜 9月4日(月)
休館日 火曜日
時間 10:00〜18:00(金・土は20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E
港区六本木7-22-2 
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観覧料 一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円
※8月2日(水)〜 7日(月)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
公式サイト http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年6月更新