日本民藝館が改修を終え再開館
作品の美しさが際立つ新しい展示室に名品が集う
日本民藝館が、大展示室を中心とした改修工事を終えて4月に再開館する。展示品がより美しく見えるよう、葛布や大谷石といった自然素材が使われており、これは創設者・柳宗悦が設計した旧大広間(現豊田市民芸館)を踏襲したものでもある。
この事業を記念した1回目の改修記念名品展では、柳の代表的な著作の名称である、「木喰上人の彫刻」「朝鮮とその藝術」「陶磁器の美」「初期大津絵」「琉球の富」「物と美」「茶と美」「美の法門」をテーマとして、日本民藝館が誇る古作の逸品を一挙に公開。展示は、「日本民藝館誕生」「柳宗悦 信と美を求めて」「日本民藝館のコレクション」の3章で構成される。
また、日本民藝館や柳宗悦の業績を広く紹介する映像作品「日本民藝館物語」も初めて上映される。
作品の美しさが際立つ新しい展示室で、朝鮮陶磁、木喰仏、沖縄染織などの名品をじっくり鑑賞したい。
展覧会名 | 日本民藝館改修記念 名品展I ―朝鮮陶磁・木喰仏・沖縄染織などを一堂に |
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会期 | 2021年4月4日(日)〜6月27日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日(木) |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 日本民藝館 目黒区駒場4-3-33 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,200円、高大生 700円、小中生 200円 |
公式サイト | https://mingeikan.or.jp/ |
問合せ | 03-3467-4527 |
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