喉越しのいい細麺を辛くて酸っぱいとろみスープですする一杯。溶き卵に竹の子、豆腐など具材も賑やかで栄養バランスも良好。バテ気味の胃にもすっきり入るから、常連には二日酔いの日の定番としても人気とか。

丸ごとの種鶏と、豚、煮干から取り出した味わい深いスープに赤酢ならではの優しい酸味をプラス。仕上げにラー油をたっぷりかけ廻す。一点の濁りもない色鮮やかなラー油は韓国産唐辛子に慎重に火入れして作る自家製。辛味と酸味の加減のリクエストができるので、好みの味を見つけてみるのも一興だ。昼はおかわり自由のご飯とミルキーで柔らかな杏仁豆腐が付く。

「銀座の名店仕込みの本格上海料理を普段着価格で」。竹熊料理長のこの心意気と、女性一人でも臆せず寛げるカフェ風の佇まいがうけて、常連多数の人気店に。コース料理もしっかり堪能できるから、一人飯からデートや宴会まで、さまざまなシーンで気楽に通いたくなる。

1. 夜のアラカルト「蟹肉と湯葉の煮込み（税込2,100円）」はもちもちの“手繰り湯葉”を中国料理にアレンジしたオリジナル
2. 具沢山のとろみスープはご飯にかけても美味。ほかに、ゴマ味濃厚な担々麺や野菜たっぷりのタンメンも人気