くま、こけし、だるまなど様々なモチーフを、独特のユーモラスな世界観で表現する陶芸家・増田光（ますだ・ひかり）の、現代アート系ギャラリーでは初となる個展。平皿やぐい呑みなど食器類の他にも、アイコンであるくまの人形のインスタレーション、こけしと対になった掛け軸など、陶芸家の枠を超えた表現が今展の見どころだ。水にも溶けず、土にも還らない「陶器」という存在と、自身の関係性を表したタイトル「ふじみ（不死身）の友達」から、作品に並々ならぬ愛情を注ぐ作家の姿が想像できる。会期は1月9日（月）まで。時間は12:00〜20:00。