国立新美術館
脚本家・監督・プロデューサーとして、日本を代表する数々のヒット作を生み出し、総監督を務めた最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』も大ヒットを記録した庵野秀明(あんのひであき)。
その原点から未来まで幅広くスポットをあて、庵野の仕事の全てを余すところなく紹介する世界初の展覧会「庵野秀明展」が開幕。
展示序盤では、庵野がこれまで敬愛してきたアニメや特撮などにまつわる膨大な資料を一堂に集め紹介。庵野の原点ともいえる、いわば“庵野秀明をつくったもの”が展示される。
続く展示中盤では、アマチュア時代から現在までに庵野が手がけた、平面作品、ミニチュア・立体造形物、油絵やイラスト、そして落書きやメモにいたるまで、“庵野秀明がつくったもの”が大量に出展。これでもごく一部しか展示できていないというから驚きだ。また、中学生時代に描いた油絵は、すでに才能の片鱗をのぞかせる力強さがあり惹きこまれる。
そして終盤では、新作の『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』などのいち早い情報公開や、アニメ・特撮文化を引き継ぎ次世代に渡す活動など、未来に目を向けたさまざまな取り組みを紹介。
一部を除いては、写真撮影が可能というのも本展の大きなポイントで、『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』のスタチューが設置された、本会場のみのフォトスポットも登場する。
【会期】10月1日(金)〜12月19日(日)
【休館日】火曜(11月23日は開館)
【時間】10:00〜18:00 (金・土曜は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
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