多摩美術大学主催による、誰もが参加できるヴァーチャル大学「Tama Design University」が、東京ミッドタウン デザインハブに期間限定で開校。

 この企画では、学内外の第一線で活躍するデザイナーや研究者などを招き、デザインの先端領域および隣接する分野、社会的なテーマに着目し、これから重要と思われるデザインについて共に考える場を、ヴァーチャル大学として提供。期間中は毎日講義プログラムが実施され、オンラインとリアル会場の両方で、全50プログラムを無料で受講可能だ。さらに、会場ではヴァーチャル大学としてのデモンストレーションや展示も行われる。

 取材日には、東京パラリンピック閉会式の総合演出も手がけた、クリエイティブディレクターの小橋賢児氏が、ヒューマンデザインをテーマに登壇。自身の生い立ちや役者時代の葛藤、そして現在の仕事に繋がるまでの思考や行動をベースに、人生をデザインするヒントを受講者に投げかけた。

 デザインに関心のある人から今までデザインに触れてこなかった人まで、デザインの「今」を学び、デザインの「これから」を考える機会として、気軽に参加してみては。

【期間】12月1日（水）〜 12月26日（日）
【時間】11:00〜19:00