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よくわからないが、なぜかワニがまわっている 「ワニがまわる タムラサトル」プレス内覧会

よくわからないが、なぜかワニがまわっている 「ワニがまわる タムラサトル」プレス内覧会

国立新美術館

2022/6/14(火)  作品から意味性や目的性を徹底的に排することをテーマに、主に電気で動く立体作品を制作する現代美術家、タムラサトルの個展が6月15日(水)から開催。一般公開に先立ち、プレス内覧会が開催された。

 本展では、国立新美術館の広々とした展示空間にあわせて、タムラ氏の代表作の一つである彫刻シリーズ作品「まわるワニ」を、新作の約12メートルの巨大ワニ1体と大小さまざまなサイズのカラフルなワニ約1,100体を組み合わせて配置し、それらが一斉に回転する壮大なインスタレーション《スピンクロコダイル・ガーデン》として展開。ウレタンやスチロール、ペーパークレイで形作られた大量のカラフルなワニの彫刻が、電力とモーターによって、文字どおり機械的にただひたすら回り続ける庭園が広がる。その中には、ゴールデンウィーク中に開催されたワークショップの参加者や、有志の学生が制作した個性豊かなワニたち100匹も気持ちよさそうに回転している。
 内覧会ではタムラサトル氏によるミニトークもあり、約1,000体の小ワニには1匹1匹名前がついていることや、まわるワニを作るきっかけとなった大学時代のエピソードなどが語られた。しかしながら、「ワニがまわる理由は、聞かないでほしい。」という。ぜひ、意味は考えず、作家の自由で豊かな想像力に触れてほしい。

 なお、本展は国立新美術館が開館15周年を迎える記念として、入場無料で開催する。ぜひ、アートを身近に感じるきっかけとして、子どもから大人まで気軽に足を運んで楽しんでもらいたい。

【会期】6月15日(水)〜7月18日(月・祝)
【休館日】火曜
【時間】10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで