全国8つの地域で活躍するグラフィックデザイナーの実例を紹介「ジカツデザイン」

東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)

  • 2022/9/2(金)
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全国8つの地域で活躍するグラフィックデザイナーの実例を紹介「ジカツデザイン」

 日本各地で、自ら仕事を作り出し、地元に根差した活動をするグラフィックデザイナーの活動を紹介する展覧会、東京ミッドタウン・デザインハブ第98回企画展「ジカツデザイン」が開催中。

 全国に約3,000人の会員を擁する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)では、地域が必要とするデザインを生み出す営みを「ジカツデザイン」と名付け、8つの事例を紹介。“ジブンで仕事をつくる・ジモトで仕事をつくる・ジマンの仕事をつくる”プロジェクトの現場や関係者のコメントなどを収録したインタビュー映像を中心に、グラフィックデザイナーという職能の新たな可能性や価値を探る。
 8つの地域とテーマは次のとおり。岩手県盛岡市「暮らし×デザイン」、宮城県大崎市「八百屋×デザイン」、栃木県栃木市「伝統食×デザイン」、長野県長野市「半農半デ」、東京都江東区「芸術祭×デザイン」、広島県東広島市「地域デザイン研究所」、鳥取県南部町「つなぐ×デザイン」、高知県 四万十川「土地の力×デザイン」。
 展示会場では、地域特性にデザインをうまく取り入れたアイデアあふれるプロジェクトのようすがそれぞれのブースで紹介されている。上映されている動画は、デザインハブHP内のYouTubeでも見ることができる。

 それぞれの活動を見ていくと、地域のあたりまえには、宝が詰まっていることが分かる。そこに目を向けてデザインにより魅力を引き出し、ビジネスモデルにつなげる人々の活動事例は、グラフィックデザイナーのみならず、私たちの新しい生き方のデザインを考えるきっかけになるかもしれない。

【会期】8月26日(金)〜9月25日(日)
【休館日】9月18日(日)
【時間】11:00〜19:00 入場無料

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