六本木の街を舞台にアートを満喫する「六本木アートナイト」が今週末（9月17日〜19日）いよいよ開催！
 街全域にわたって、インスタレーション、音楽、パフォーマンスなどを展開。約７０組のアーティストが約１００のプログラムを繰り広げる。

 今年のテーマは「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ！」。メインプログラム・アーティストは現代アーティストの村上隆氏。
 メイン会場の一つ、六本木ヒルズアリーナでは、過去最大級になるバルーン作品の「ドラえもん」お披露目準備が着々と進んでいる。

 本年は新型コロナウイルス感染症対策として、オールナイトでの開催はせず、先行展示やオンラインプログラムの配信など、観客集中の緩和と鑑賞機会の分散に努めて開催される。
 先行展示プログラムは、黄金に輝き風に揺れる稲穂のようなフロアライト／インスタレーションTANGENT 《INAHO》（六本木ヒルズノースタワー前）やスポーツ観戦の応援などで使用されているスティック型バルーンを1万個以上使用して制作されたインスタレーションのデイジーバルーン《Wave》（六本木ヒルズ メトロハット）、約60台の車椅子が5メートルほどの高さに積み上げられ、LEDや鉄の構造体が組み合わさった立体作品、檜皮一彦《HIWADROME TYPE ε》（六本木ヒルズ ウェストウォーク2階）など17点がある。

 本番に向けて少しずつアートの魔法がかけられている六本木の街。それらを見つけ出すのも楽しみだ。

【期間】9月17日（土）〜9月19日（月・祝）10:00〜22:00（※19日のみ18:00まで）
【場所】六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース