東京の「いま」をアートで感じる4日間 アートウィーク東京 開幕!

美術館10館、ギャラリー41軒、AWT BAR(港区南青山5-4-30)

  • 2022/10/27(木)
  • イベント
  • フォトニュース
東京の「いま」をアートで感じる4日間 アートウィーク東京 開幕!

 アートウィーク東京(以下AWT)は、東京を代表する美術館やギャラリーなど51のアートスペースが参加し、日本における現代アートの創造性と多様性、コミュニティを国内外に発信する国際的なアートイベント。
 昨年、4日間の開催で合計2万人を超える来場者数を記録したソフトローンチを経て、今年、世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、オンラインを含む30プログラムが11月3日(木・祝)〜11月6日(日)の日程で本格開催される。

 ホテルオークラ東京プレステージタワーで開催された記者発表会では、主催者の一人、森美術館館長の片岡真実氏より「世界の大都市ではアートバーゼルやフリーズなど、大規模なアートフェアがあり、現代アートに出会う重要な場になっているが、東京では大型でインターナショナルなアートフェアが存在しなかった。AWTの開催が、世界の美術関係者やコレクターが「この時期に東京に行けば、集中的にアートに出会える」というアートカレンダーの中に東京が根付くきっかけや、国内アート市場の活性化につながれば」との挨拶があった。
 本イベントのアンバサダーに就任した鈴木京香さんによるトークセッションでは、「高校時代は美術部に所属。学芸員の道も考えたほどアートや美術鑑賞が好き」という話題が披露され、「アンバサダーという役割をとおして日本のアートを世界に広く紹介することに微力でも役に立てれば嬉しい」と抱負を語った。

 AWTを楽しむのに欠かせないのが無料の公式アプリ「AWT PASS」だ。都内各地に広がる51の美術館やギャラリーを6つのルートで結びつける無料シャトルバス「AWT BUS」にアプリ提示で何度でも乗車が可能。さらに、参加美術館の入場割引サービスや会期限定でオープンする「AWT BAR」への入場、オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーへの参加、会期中の様々なイベントチェックなど、機能満載。ぜひ、アプリを片手に東京のアートシーンを存分に楽しもう!

 写真はテープカットセレモニーのようす。左より片岡真実氏(アートウィーク東京モビールプロジェクト 実行委員会委員・森美術館館長)、蜷川敦子氏(アートウィーク東京 ディレクター) 、鈴木京香氏(俳優・アートウィーク東京アンバサダー) 、アデリン・ウーイ氏(アートバーゼルディレクター・アジア)

記事を探す

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。