第9回 日本美術展覧会(日展)開催

国立新美術館

  • 2022/11/4(金)
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第9回 日本美術展覧会(日展)開催

 日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の五つの部門にわたり、全国各地の幅広い年齢層の応募者より、厳しい審査を経て選ばれた作品と日展会員等の作品、約3,000点が展示される「日展」が開催。

 明治40年の第1回文展(文部省美術展覧会)より数えて今年115年を迎える日展は、世界でも類を見ない規模の総合的な公募展。歴史的にも、東山魁夷、藤島武二、朝倉文夫、板谷波山、青山杉雨など、多くの著名な作家を生み出してきた。

 会場の国立新美術館1Fが日本画と工芸美術、2Fが洋画と彫刻および普及事業での子ども達の作品、3Fが書と、それぞれの部門に分かれて展示されている。
 日展広報事務局の松井文恵さんによると、今年はコロナ禍による停滞から抜け出す希望が見いだされるような明るい色調の作品が多く見られるとのこと。10代後半から100歳を超える作家まで、テーマもジャンルも幅広い作品や、大型の作品など見ごたえのある作品も多く、撮影も自由にできるので、ぜひ、多くの方に鑑賞してもらえればと話す。
 展示のほか、部門ごとの作家による講演会、シンポジウムと映像による作品解説が行われるほか、日展作家が直接レクチャーする親子のためのワークショップや作家に手紙を書くワークショップなども開催される。

 日本の美術界を代表する作家たちの渾身の最新作が一堂に会す、エネルギーに満ちた会場で、新たな日本の美術、日本の美のいまを体感してほしい。

【会期】11月4日(金)〜11月27日(日)
【休館日】火曜
【時間】10:00〜18:00 ※入場は閉室30分前まで

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