DESIGN MUSEUM JAPAN展 集めてつなごう 日本のデザイン

国立新美術館

  • 2022/12/2(金)
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DESIGN MUSEUM JAPAN展 集めてつなごう 日本のデザイン

 全国13の地域で13人のクリエーターがリサーチして見つけた日本各地の〈デザインの宝物〉を一堂に展示する企画展が12月19日(月)までの期間、NHKと国立新美術館の主催により無料開催されている。

 縄文時代より1万年以上続く生活文化の中で、様々なデザインが育まれた日本。そこには、世界がまだ気づいていない、豊かな物語を持つ〈デザイン〉がある。どれも、日本の普通の生活の中にあるものばかりで、「これもデザインと呼ぶの?」と疑問を持つものがあるかもしれない。しかし、クリエーターたちにとっては、触発され、わくわくした気持ちになって次のおもしろい物を組み立てる原動力になる。それらを〈デザインの宝物〉と呼び、その背後にある物語とあわせて本展やNHKの番組で紹介する。そして、日本にはまだないデザインミュージアムの姿についてアイデアを提案していくものだ。

 本展のリサーチを担当した13名のクリエーターと地域は次のとおり。岩手・田根剛 (建築家)、山形・皆川明 (デザイナー)、新潟・西沢立衛 (建築家)、山梨・柴田文江 (プロダクトデザイナー)、富山・須藤玲子 (テキスタイルデザイナー)、石川・田川欣哉 (デザインエンジニア)、静岡・乾久美子 (建築家)、静岡・水口哲也 (エクスペリエンスアーキテクト)、和歌山・三澤遥 (デザイナー)、兵庫・ 辻󠄀川幸一郎 (映像作家)、岡山・原研哉 (グラフィックデザイナー)、福岡・廣川玉枝 (服飾デザイナー)、鹿児島・森永邦彦 (ファッションデザイナー)。

 全国のあちらこちらに、〈デザイン〉というフィルターを通したとたんに輝き始める〈宝物〉がたくさん眠っており、一人ひとりの日々の生活を活気づける可能性も秘めている。本展はそれらを気づかせてくれる貴重な機会となるだろう。

【会期】11月30日(水)〜12月19日(月)
【休館日】火曜
【時間】10:00〜18:00(金曜は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
【画像】展示風景

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