絶景を深く知るための、楽しいイベント満載! 絶景展〜絶景でたどる地球の営み〜

港区立みなと科学館(虎ノ門3-6-9)

  • 2022/12/21(水)
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絶景を深く知るための、楽しいイベント満載! 絶景展〜絶景でたどる地球の営み〜

 およそ46億年前に誕生した地球には、絶景と呼ばれる場所が数多くある。世界自然遺産に代表されるような自然美はどのようにしてできたのか…地球の活動によって生じた絶景の成因を、美しい画像や体験型イベントをとおして科学的側面からわかりやすく紹介する、2022冬の企画展「絶景展〜絶景でたどる地球の営み〜」が開催されている。

 多目的ロビーに設営された会場は、プレートテクトニクスの模型、デジタル地球儀等を使い、小学生から大人まで、絶景が地球活動の産物であることなどを直感的に理解できるように工夫されている。また、大地・水(河川・海流)・生物が生み出した絶景の中から代表して、ガラパゴス諸島、グランドキャニオン、ナミブ砂漠、シャーク湾を大型の美しいパネルで紹介。ナミブ砂漠のコーナーでは、砂が実物展示されており、顕微鏡で拡大して伊豆大島などの砂の特徴と比べて観察できるようになっている。また、グランドキャニオンのコーナーでは、地層の堆積のようすが観察できるような展示も。

 絶景を深く知るための様々な体験型イベントにも注目だ。ガラパゴス諸島に生育する動物たちが飛び出す、オリジナルカードが作れるイベントは子どもたちに大人気。絶景のVR体験なども予約不要で、期間中毎日開催される。その他にも、地質に関する実験イベントやガラパゴス諸島のツアー気分を味わえる予約制のイベントなど、大人も楽しめる内容が展開されている。

 さらにプラネタリウムでは、本展に合わせ、1月4日(水)より新番組「水の惑星」を投影。ドームに映し出される全天周映像ならではの迫力で、タヒチやニューカレドニアなど、世界各地の美しい水の絶景が楽しめる。

 地球が生み出した壮麗な絶景が楽しめるだけでなく今、地球が抱えている問題にも触れることができる本展。体験コーナー満載の常設展示や同館2F気象科学館もあわせて楽しみたい。

【会期】2022年12月14日(水)〜2023年1月30日(月)※参加費無料(プラネタリウムのみ有料)
【休館日】2022年12月29日(木)〜2023年1月3日(火)、10日(火)、11日(水)
【時間】9:00〜20:00 ※入場は閉館の30分前まで ※プラネタリウムの最終投影は19:00

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