大胆で色彩豊かな幾何学模様が印象的な英国人アーティスト、モラグ・マイヤーズコフ。日本で初のインスタレーション作品となる「CLEAN POWER」が2月27日（月）まで、ウェストウォーク 2F 南側吹抜けエリアに展示されている。

 太陽・海・空気を表す、明るく鮮やかな色彩が使用された本作は、気候変動対策を啓発するソリューションベースのグローバル活動の一つ。全て環境に配慮した素材を使用し、手描きによる「CLEAN POWER」のメッセージと、再生可能なエネルギーを生み出す「SUN」（太陽）、「SEA」（海）、「AIR」（空気）を表現する文字を合わせて配置することで、人々が化石燃料から脱却し、創造的かつ前向きに再生可能エネルギーへの移行を支持するよう願いが込められているという。

 今回の東京での展示は、英国のオックスフォード・ストリートやピカデリーサーカス、グラスゴーのCOP26、米国のC4EEで展示されてきた作品の最新版。
 さらにブリティッシュ・スクール・イン東京でアートを学ぶYear9の生徒たちが、気候変動に関するポジティブな未来を築く、という強い思いを込めて制作したデザインパネルと一体となり一つの作品として展示されている。