六本木 蔦屋書店では、4月24日（月）までの期間、アフターコロナに向けた旅のスタイルを展示、イベント、トークショーなどを通じて発信する『大人の深旅』フェアを開催中。

 4月4日（火）にはトークイベント「私たちの考えるホテルと旅のデザイン」浦 一也 × 寶田 陵が開催された。
 多くのホテルを実測しスケッチをしてきた『旅はゲストルーム』の著者で建築家の浦一也氏と、海外50都市、200以上のデザインホテルを訪れた『実測　世界のデザインホテル』の著者で建築家の寶田陵氏。トークは二人のプレゼンからはじまり、これまでに訪れた印象的な世界のホテルや自らがデザインしてきたホテルの話、現場でスケッチをする際の道具やコツといったこぼれ話など、設計者であるからこそ語ることができる話を披露。参加者からは興味深い質問も多く出され、「写真ではなくスケッチをする意味は？」という問いに、浦氏は「スケッチの利点は描くことでより詳細に思い出すことができる」などと語り、参加者との対話も盛り上がっていた。
 4月16日（日）には、航空・旅行アナリストとして活躍中の鳥海高太朗氏と、旅行情報誌『CREA Traveller』編集長・深尾智美氏が、「大人の深旅」と沖縄の魅力について語るトークイベントも事前予約制にて開催される予定だ。

 店内では、「韓動！KOREA 韓国　深・体験」（4/8〜4/16）や「2023年は高知へ。」（4/17〜4/24）、「アートと過ごす直島時間」 （3/18〜4/24）をテーマとした展示なども展開されている。