東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が7月15日（土）に虎ノ門ヒルズ ステーションタワー（7月14日竣工）とつながり、「駅まち一体」となった新たな駅が誕生した。

 虎ノ門ヒルズ駅は、周辺まちづくりを一体的に進めるため、1964年に日比谷線が全線開業して以来、56年ぶりに誕生する駅として2020年6月に誕生。東京オリンピック開催に間に合わせるべく暫定的に開業したが、その後、駅の拡張工事が進められてきた。

 今回、改札を地上及び地下 1 階から地下 2 階に移設し、駅の東西や地上と地下をスムーズに行き来することができるようになった。
 駅出入口が虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内に誕生する地下鉄駅前広場 「ステーションアトリウム（面積約 2,000 �u）」とつながり、明るく開放的な「駅まち一体」の空間が実現。
 コンコースには、アーティストの清川あさみ氏が原画・制作監修を担当した大型ステンドグラスのパブリックアート「OUR New World（Toranomon）」も設置された。

 なお、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの開業は今年の秋の予定となっている。