多彩な骨格標本と最新の技術を駆使し、科学的な視点から多様な生態系の一員としての恐竜たちの姿を解き明かしていく展覧会が開催される。

 一般公開に先立ち開催されたプレス内覧会では、企画・監修を務めた恐竜くん、音響ガイドを担当した声優の新田恵海さん、ものまね芸人の原口あきまささんらが登壇し、ステージ挨拶が行われた。
 幼い頃から恐竜を追い続け、恐竜研究の本場アルバータ大学で古生物学を学び、全国各地で様々な恐竜展や教室などを開催する恐竜くん。本展開催にあたり「恐竜時代全体を広く俯瞰するのではなく、トリケラトプスやティラノサウルスの生きた世界をピンポイントにテーマにしています。あえて特定の時代・地域のみに焦点を絞って、生態系の中の“生き物としての恐竜”がどう暮らしていたか、何を見ていたのか、その生き様に触れながら私たちと同じように生きていたのだと、感じられるような新しい空間が完成しました」と挨拶した。

 本展では、史上最も完全な骨格に皮膚化石を伴って発見された奇跡のトリケラトプス「レイン」と、獲物に襲いかかる激しい一瞬を捉えた迫力のティラノサウルス「スタン」。両者の圧倒的な対峙シーンが見どころだ。
 また、18:00からは、一部の骨格標本を幻想的にライトアップする「ナイトミュージアム」も毎日実施される。

 かつて確かに生きた恐竜たちの息遣いを感じ、壮大な地球の歴史に思いを馳せる、子どもも大人も楽しめる空間となっている。
 写真は特設ステージ右より恐竜くん、新田恵海さん、原口あきまささん、SUさん、DJ FUMIYAさん

【会期】7月21日（金）〜9月12日（火） ※8月23日(水)18:00〜21:00は貸切営業
【時間】9:00〜21:00（最終入場20:30）※金・土・祝日、8月7日(月)〜10日(木)は22:45まで（最終入場22:15）※土・日・祝日、8月7日(月)〜10日(木)は日時指定入場制