東京ミッドタウン・デザインハブにて「東京ミッドタウン・デザインハブ・キッズ・ワークショップ2023」が8月6日（日）〜12日（土）の日程で開催された。

 今年で開催16回目を迎える同プログラムは、毎年多くの子どもたちが参加している夏の恒例企画。
 デザイン情報の発信拠点であるデザインハブの主催とあって、デザイナーやアーティスト、美術大学によるクリエイティビティを刺激する本格的なプログラムが人気。今年は13種のプログラムが事前予約制で開催された。

 画像は「『光』ときみがあそぶとき、何が見えてくるのかな」開催のようす。子どもたちは、思い思いに色を塗ったり、端切れ布を貼り合わせたり…光となかよしになって、影や色やいろんなことを考えて、光を主役にした球体のランプを作り上げていった。最後は会場の照明を落としてみんなの作品を鑑賞。ふだんは当たり前に見ている光が特別に感じられるひと時となった。

 この他にも、プロダクトデザイナーの講師からデザインの考え方を学び、新しいペン立ての案を考える「よーく見て、よーく考えて、新しいペン立てをデザインしてみよう！」、トンカチやドライバーなど工具の使い方も学ぶ「端材とネジを使ったキーホルダー制作」、リサイクルされたプチプチを使って、きんぎょ模様の小さな座布団を作る「プチプチでつくる！小さなきんぎょ座布団」などが開催。

 デザインハブ主催ならではの想像力をかきたてる、ワクワクするようなプログラムを通して、子どもたちはとっておきの夏休みのひと時を過ごせたようだ。