応募者全員の写真を“写真に込められた出展者の想い”とともに展示する参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2023」東京会場が8月30日（水）まで開催中。
 東京と大阪で開催され、9月19日（火）からはほぼ全ての作品が閲覧できるオンライン展示サイトもオープンする。

 2006年よりスタートし、今年で17回目となる本展。今年は10代以下から90代以上まで幅広い年齢層の人々から計26,664点の応募があり、東京会場ではそのうち16,692点が展示されている。
 写真は東京ミッドタウン プラザB1Fメトロアベニュー会場のようす。ズラリと作品が並んだ風景は圧巻。プリント写真の持つ温かみなども感じられる空間にふと、足をとめて見入る人も。

 今年の応募作品は、コロナ禍の停滞から抜け出しつつある状況を表すように、旅行やお祭り、スポーツを楽しむ様子など、明るく前向きになるような作品が多く寄せられている。
 また、ペットを飼う人が増えた世相も反映して、ペット保険会社とのコラボ企画「みんなのごはん」にも、食事中のかわいい瞬間を捉えた作品も多数展示されている。

 そして本展では、「想いをつなぐ」というテーマのもと、共感した作品の出展者へメッセージを届ける「絆ポスト」が会場とオンラインに設置。出展者が写真に込めた想いを書き添えて展示し、それを見た来場者が出展者に想いを返すという、写真を通じたコミュニケーションが新たな絆を生み出す取り組みも展開されている。

 会場で見ることができなかった人には、公式サイトに開設されるオンライン展示がオススメ。カテゴリやキーワードでの絞り込みもでき、時間や場所を気にせずにゆっくりと鑑賞できる。

【東京会場】8月25日（金）〜8月30日（水）／フジフイルム スクエア10:00〜19:00、東京ミッドタウン（プラザB1Fメトロアベニュー）10:00〜19:00、（ガレリアB1Fアトリウム）11:00〜19:00／会期中無休
【オンライン展示サイト】9月19日（火）〜12月25日（月）