今年で18回目を迎える、六本木ヒルズの夏の風物詩「六本木ヒルズ盆踊り」が8月25日〜27日までの3日間開催された。

 会場中央に組まれたやぐらの周りには、4年ぶりの開催もあって、若い世代や子育て世代をはじめ多くの参加者が集結。六本木じろう氏の生歌による「六本人音頭」や「東京音頭」など、お馴染みの曲が始まると会場一体となって、盆踊りを楽しんだ。終盤には、ドラえもん、のび太、しずかちゃんも登場し、子どもたちも一緒に「ドラえもん音頭」を踊るなど、会場は大いに盛り上がった。
 今年は、「日本の芸能」として江戸時代末期より続く、福島県浪江町「請戸の田植踊」、すべて女性たちが行う岩手県一関市千厩町「愛宕花相撲」による郷土芸能も披露された。

 また期間中は、六本木ヒルズ内飲食店舗のオリジナル屋台や遊戯屋台も出店。けやき坂通りでは、いきものをテーマにしたアート縁日やキッチンカーも登場。ドラえもんのバルーンパレードも行われるなど、周辺一帯がお祭り気分で盛り上がっていた。

 踊り手、屋台を楽しむ人、見物する人、それぞれが楽しみ、活気と熱気と笑顔であふれた3日間が閉幕した。