吉岡徳仁 FLAME ガラスのトーチとモニュメント

21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3(赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内)

  • 2023/10/7(土)
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吉岡徳仁 FLAME ガラスのトーチとモニュメント

 デザインや建築、アートの領域で国際的に活動し、TOKYO 2020オリンピックでは、桜をモチーフにした「聖火リレートーチ」のデザインが話題となった吉岡徳仁。
 炎から放たれる「光」に着目し、新作「ガラスのトーチ」と「炎のモニュメントーガラスの炬火台」をはじめ、オルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」シリーズの作品などを紹介する展覧会が、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催されている。

 吉岡徳仁(よしおかとくじん)は、倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年に吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザイン、建築、現代美術の領域において活動し、代表作には、上記のほか、クリスタルプリズムの建築「虹の教会」、結晶の椅子「VENUS」、ガラスの茶室「光庵」などがある。作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やフランス国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。

 本展で展示されている透明なガラスの造形から生み出された、トーチとモニュメントは、2024年に開催される、国民スポーツ大会(旧国体)SAGA2024のセレモニーに向けて制作されたもの。10月7日には、屋外に設置された「炎のモニュメントーガラスの炬火台」に吉岡氏自らが火を灯す特別イベントが開催された(写真)。
 なお、同イベントは、10月28日(土)と11月3日(金・祝)の16:30〜17:30(17:00頃点火)にも開催される予定だ。MIYAKE DESIGN STUDIOが炎を灯すセレモニーのために手がけた衣服にも注目したい。

【会期】9月14日(木)〜11月5日(日)※入場無料
【休館日】火曜
【時間】10:00〜19:00 ※入場は閉館の10分前まで
【画像】TOKUJIN YOSHIOKA+TYD

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