国立新美術館
日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門にわたり、約3,000点の新作が一堂に会する「日展」が開催。
会場は1Fが日本画と工芸美術、2Fが洋画と彫刻および普及事業での子ども達の作品、3Fが書と、それぞれの部門に分かれて展示されている。
日展広報事務局関係者によると、昨年はコロナ禍による停滞から抜け出すように応募数が多かったが、今年はさらに応募数が増え、高校生など若い世代の入選者も増えているとのこと。撮影もできるので(ただし動画、フラッシュ撮影不可)、ぜひ、多くの方に鑑賞してもらえればと話す。
会期中は、作家による講演会、シンポジウムや映像による作品解説や気軽に参加できる「ミニ解説会」なども開催される予定だ。
大型の作品など見ごたえのある作品も多く、作品から世相や背景などを読み取る楽しさや、伝統的なスタイルの作品から現代的な作品まで、テーマもジャンルも幅広い作風を楽しめるのが本展の醍醐味。
エネルギーに満ちた会場で、新たな日本の美術、日本の美のいまを体感できる機会となるだろう。
【会期】11月3日(金・祝)〜11月26日(日)
【休館日】火曜
【時間】10:00〜18:00 ※入場は閉室30分前まで
記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。