写真家の石川直樹が2001年から22年間にわたって関わってきた8000メートル峰14座の姿を紹介する展覧会が開催。

 プレス内覧会でのギャラリートークで石川氏は「まさに目の前の風景をそのまま伝えるために命がけで撮影したフィルム写真とともに、1950〜60年代に14座それぞれに初登頂した人々による著書やテキストをあわせて展示している。初登頂者の書籍を読むと、前人未到の未知の風景が詳細に描かれており、たくさんの気づきや驚きがあった。比べると自分の登山は遠足のようなものだが、自分が捉えた景色と初登頂者が見た未知の風景を相対的に見て頂けると思う。図書館という施設の特徴を活かし、本展は資料も多くあり、テキストも読みごたえがあるので、ぜひ何度でも会場に足を運んで欲しい」と語った。

【会期】12月16日（土）〜2024年2月18日（日）
【休館日】12月18日（月）、12月29日（金）〜1月3日（水）、1月15日（月）
【時間】10:00〜19:00（金曜は20:00まで、日祝は17:00まで） ※入室は閉室30分前まで
【観覧料】一般300円、大学・高校生200円他