※改修工事のため長期休館中(期間:2019年3月18日〜)

日本庭園に囲まれ、茶道具の名品鑑賞や茶の湯に親しむ

畠山記念館

美術館入口
旧薩摩藩別邸や、日本電気通信の父と呼ばれる寺島宗則伯爵の邸宅跡でもある由緒ある土地。草木が茂り、都心とは思えない落ち着いた雰囲気の中、石畳を進むと建物が見えてくる。茶道家や陶芸家の来訪も多い
外観/展示室

荏原製作所を創業した畠山一清氏が蒐集した日本、中国、朝鮮の古美術を展示するため、1964(昭和39)に開館した美術館。能登国主の後裔だった畠山氏は、即翁と号して能楽や茶の湯に親しんだ。所蔵の美術品は、茶道具を中心に、書画、陶磁、漆芸、能装束などを多岐にわたる。昭和初期、奈良般若寺の遺構や、加賀前田家の重臣、横山家の能舞台などを移築して、私邸「般若苑」を造営。その後、一角に即翁自身の発案で、鉄筋コンクリート構造の近代建築の中に、日本建築を巧みに取入れた美術館が建てられた。

収蔵品は、国宝の「林檎花図」、「煙寺晩鐘図」をはじめ、大名茶人松平不昧の茶道具や加賀前田家伝来の能装束など、国宝6点、重要文化財32点を含む約1300点。常設展はなく、春夏秋冬の移り変わりに合わせて年4回、企画展を開催している。2階展示室には、四畳半の茶室「省庵」と茶庭が設けられており、茶室にいる雰囲気で作品を眺められる。また、抹茶と干菓子が付く茶券400円(税込)もあり、お茶を楽しみながらの鑑賞も。庭内には茶室が点在し、年1回一般公開されるとともに、茶会や花会などで貸席として利用もできる。



《伊賀花入 銘からたち》   《赤楽茶碗 銘雪峯》   伝趙昌筆《林檎花図》
《伊賀花入 銘からたち》
【重要文化財】
桃山時代
《赤楽茶碗 銘雪峯》
【重要文化財】
桃山時代
伝趙昌筆《林檎花図》
【国宝】
南宋時代

畠山記念館(白金台)

  • 港区白金台2-20-12
  • 03-3447-5787
  • 料金(税込):一般500円、学生350円
  • 4〜9月 10:00〜17:00/10〜3月 10:00〜16:30
    (最終入館は閉館30分前まで)
  • 休館:月曜日(休日の場合、翌火曜)、年末年始、展示替期間
    ※改修工事のため長期休館中(期間:2019年3月18日〜)
  • 浅草線「高輪台駅」徒歩5分
    三田線・南北線「白金台駅」徒歩10分
  • webサイト
2014年4月更新