20世紀から今までの国内美術の流れが分かる!

東京国立近代美術館本館

外観
2〜4Fの3フロアにまたがる所蔵品ギャラリーは、3,000uに約200点が並ぶ贅沢な造り。一部屋ごとの作品数も抑えられていてゆったりと観賞できる。4Fの「眺めのよい部屋」からは皇居の緑を見渡せ、小休止に最適だ
収蔵品ギャラリー/眺めの良い部屋

1952(昭和27)年に日本初の国立美術館として開かれた東京国立近代美術館。アートライブラリ、レストラン、ショップを備えた大規模施設で、20世紀以降の国内美術の流れを展観できる。

日本画、洋画、版画、水彩・素描、彫刻、写真、映像など、美術分野すべてを網羅しており、そのコレクション数は12,000点以上。1階の企画展ギャラリーでは年5回ほど、回顧展、個展、テーマ展などが開かれている。2〜4階は12室から成る所蔵品ギャラリーで、年4〜5回の展示替え休館があるものの常時開催している。
  短時間で近代美術の要点をつかめる「ハイライト」コーナーには、会期によって内容は変わるが、アンリ・ルソー、パウル・クレーのほか、原田直次郎、萬鉄五郎など明治・大正時代の作家、21世紀まで活躍した加山又造など、その時代を代表する作家が集う。艶消しされた黒い床と壁が洋画や屏風を浮き立たせ、迫力が増す。

絵画だけでなく、雑誌、ガイドブック、広告、絵葉書などを含む当時のグラフィックなどが見られる特集が組まれることも。戦中のものや、現代の作家によるインスタレーションなどもあり、歴史とその影響を受けた美術の変遷をたどるイメージだ。


岸田劉生 《道路と土手と塀(切通之写生)》   中村彝 《エロシェンコ氏の像》   萬鉄五郎 《裸体美人》   上村松園 《母子》
岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》
【重要文化財】
1915年 油彩/キャンバス
中村彝《エロシェンコ氏の像》
【重要文化財】
1920年 油彩/キャンバス
萬鉄五郎《裸体美人》
【重要文化財】
1912年
油彩/キャンバス
上村松園《母子》
【重要文化財】
1934年 絹本・彩色

東京国立近代美術館本館(竹橋)

  • 千代田区北の丸公園3-1
  • 03-5777-8600(ハローダイヤル、8:00〜22:00)
  • 料金:展覧会により異なる
  • 10:00〜17:00/金曜 10:00〜20:00(最終入館は閉館30分前まで)
  • 休館:
    月曜日(休日の場合、翌日)、展示替期間、年末年始
  • 東西線「竹橋駅」徒歩3分
  • webサイト
2014年3月取材/2014年4月更新