竹芝ふ頭公園

行き交う船やベイエリアの夜空を眺める。
竹芝ふ頭公園は、東京湾から伊豆諸島や小笠原諸島へ向かう竹芝客船ターミナルと一体となった公園。
1階広場には「日本丸」の帆船のマストを模した大きなモニュメント、噴水、滝、そしてブランコやすべり台など子供用遊具も備え、また2階のプロムナードデッキでは、ふ頭を行きかう船やレインボーブリッジなど景観も楽しめる。
子供から大人まで幅広く活用できるスポット。

  • 2007/08/06
  • カルチャー
  • 緑の散策路

*2008年4月より、都立公園から竹芝客船ターミナルの施設の一部になりました

2階のプロムナードデッキの周りには松の木が数多く植えられ、海辺の情緒ある雰囲気を醸し出している。隅田川の河口付近にかけられた勝鬨橋にレインボーブリッジ、お台場の街並みが一望できる。ふ頭には伊豆諸島行きの大型船が停泊し、その前を遊覧船、貨物船などが進む。船を追って飛び交うカモメや水面を潜ってエサを探すウなどの水鳥を目にすることもあり、のどかな光景が広がる。

夜になれば、ライトアップされたレインボーブリッジやお台場の観覧車、ビル群などの美しい夜景が望め、格好のデートスポットになる。夏には夕涼みをする人が多く訪れ、毎年8月に開かれる東京湾花火大会の絶好の観覧場所でもある。桟橋からは食事をしながら東京湾クルーズを楽しめる客船も出ている。

園に隣接する建物のカフェやレストランで海を眺めながらお茶や食事をしたり、また手軽に飲み物片手に散策するのも楽しい。客船ターミナル付近には、伊豆・小笠原諸島の物産店もあり、「島酒」と呼ばれる焼酎や“くさや”などを扱っているのでのぞいてみるのも面白い。人気のベイエリアの穴場的存在として知っておきたいスポットになっている。

  1. 目の前を行き交う船を眺められるのどかな光景
    目の前を行き交う船を眺められるのどかな光景
  2. 2階のプロムナードデッキの周りには松が植えられ海辺の雰囲気を醸し出している
    2階のプロムナードデッキの周りには松が植えられ海辺の雰囲気を醸し出している
  3. 噴水やブランコやすべり台など子供用遊具も備えている
    噴水やブランコやすべり台など子供用遊具も備えている
  4. 東京湾から伊豆諸島や小笠原諸島へ向かうターミナルと一体化している。ターミナル内売店では島の特産品も販売
    東京湾から伊豆諸島や小笠原諸島へ向かうターミナルと一体化している。ターミナル内売店では島の特産品も販売
  5. 夏季は毎年恒例の「東京湾納涼船」を楽しみに浴衣を着こなした女性が華やかに集う
    夏季は毎年恒例の「東京湾納涼船」を楽しみに浴衣を着こなした女性が華やかに集う
  6. 夜7時頃のターミナル前。納涼船の乗客が続々と並ぶ
    夜7時頃のターミナル前。納涼船の乗客が続々と並ぶ
  7. 今宵の納涼船「さるびあ丸」が到着。にわかに活気付く港
    今宵の納涼船「さるびあ丸」が到着。にわかに活気付く港
  8. 納涼船を盛り上げるビールが続々と船内に運び込まれ、サービススタッフやダンサー達も気合い充分で乗り込む
    納涼船を盛り上げるビールが続々と船内に運び込まれ、サービススタッフやダンサー達も気合い充分で乗り込む
公園の歴史
1923(大正12)年
関東大震災が発生。全国からの救援物資を下ろす本格的な港がなく、政府が陸揚げ用のふ頭建設を開始
1934(昭和9)年
日の出、芝浦に続き、竹芝ふ頭が完成
1995(平成7)年
施設老朽化による再開発を行い、伊豆・小笠原諸島への客船ターミナル、海上公園や広場、オフィスや商業施設、ホテルからなる複合商業施設「ニューピア竹芝」が開業

基本情報

名称 竹芝ふ頭公園
所在地 港区海岸1丁目
問合せ 03-3432-8081(竹芝客船ターミナル管理事務所)
アクセス ゆりかもめ「竹芝駅」徒歩1分
JR「浜松町駅」徒歩8分
大江戸線「大門駅」徒歩10分
公式サイト https://www.tptc.co.jp/terminal/guide/takeshiba

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