スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー

凄腕の賞金稼ぎと強力なフォースをもつ子ども
どんな仕事も完遂する2人は共和国の依頼を受ける
SWを愛する人々が放つ7年ぶりの劇場公開作品

  • 2026/05/21
  • イベント
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スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー©2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

愛らしい幼児(50歳)と孤高の賞金稼ぎのコンビと共に、スター・ウォーズが7年ぶりにスクリーンに戻ってくる。出演は、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のペドロ・パスカル、『アバター』のシガーニー・ウィーバーほか。監督は、プロデューサー・企画・原案・共同脚本も務めるジョン・ファヴローが、共同脚本・製作はSWの生みの親ジョージ・ルーカスの信頼も厚く、ルーカスフィルムのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)であるデイヴ・フィローニが手がける。伝説的な賞金稼ぎマンダロリアンと、幼いながらも強大なフォースの力を秘めるグローグー。父子を超える固い絆で結ばれた2人は、帝国の復活を狙う新たな戦争を防ぐための依頼を新共和国から受けるが……。SWエピソード6『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』後の混沌とした宇宙を舞台に、R2ユニットなどのドロイドが行き交い、裏社会を牛耳るハット族などのクリーチャーが登場。SWの世界観を味わいつつ、マンドー(マンダロリアン)とグローグーの痛快なバディぶりと、家族や人情や冒険のドラマで引きつける。SWシリーズを心から愛するスタッフたちが熱い情熱を込めて放つシリーズ最新作である。

ダース・ベイダーの死後、帝国が崩壊し無法地帯と化した銀河。どんな仕事も完璧に遂行する伝説的な賞金稼ぎマンダロリアンと、強大なフォースの力を秘め、いたずら好きで食いしん坊なグローグー。父子を超える固い絆で結ばれた2人は、新共和国の士官ウォード大佐から、帝国の復活を狙う新たな戦争を防ぐための依頼を受け、驚くべき運命に立ち向かってゆく。

アンゼランたち,グローグー

ドラマのシーズン1〜3で人気のマンダロリアンとグローグーが、スター・ウォーズのシリーズ最新作としてスクリーンに颯爽と登場。よちよち歩きの愛らしい幼児と、フルフェイスのいかつい最強戦士というアンバランスな異色コンビの2人が、大量の兵器で武装した敵や凶暴な相手をどんどん倒していくさまは実に爽快だ。マンドーのアクロバティックな無双のアクションに、グローグーの無垢でかわいらしいふるまい。かっこよさとかわいさが反復し続ける構造は緩急のリズムにもつながり、強い中毒性があるといえる。さらに少数で大軍を倒す、弱きものが強きものを、小さきものが巨大なものを制する王道のストーリーはやはりとても胸がすく。
 マンダロリアンは掟により人前で素顔をさらすことができないため、常にフルフェイスのマスクを装着している。この設定は演出上、力量あるスタントマンが関わることでどんなスーパーアクションでも成立できる強みとなり、トリッキーな最強アクションを自在に表現している。一方で、表情がまったく見えない仮面をまとった重装甲の戦士と、そもそも人間ではないグローグーのコンビは、一見すると人間からかけ離れたキャラクターであるようにも見える。しかし実際には、父子の絆や信頼関係を軸にしたストーリーが描かれ、人間味や人肌のぬくもりが立ち上がってくる。この逆説的な構造は大きな魅力のひとつだ。

ファヴロー監督は、10歳の時に映画館で『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』(77)を観て人生が大きく変わったと話し、2026年5月15日(日本時間)にアメリカ・ロサンゼルスにて行われたワールドプレミアにて、「7年ぶりに『スター・ウォーズ』が映画館に戻ってきたことも素晴らしいことです。ジョージ・ルーカスが作り上げたこの世界を、世界中の人々がこれほどまでに愛していることに今でも驚かされます」と嬉しそうにコメント。そして混沌とした銀河を生きるマンドーとグローグーを描くこの物語について、ファヴロー監督は、「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想のもと製作スタッフたちと構想を練り、制作前にはジョージ・ルーカス本人から直接アドバイスを受けたという。またこれまでの映画やドラマなどシリーズ作品を見ていなくても、この映画単体で楽しめる理由について、監督はこのように熱く語っている。「『スター・ウォーズ』を観ている/観ていないに関わらずお楽しみいただける作品です。『新たなる希望』の公開時、この世界観を誰ひとり知らないにも関わらず、オープニングクロールが終わった途端に映画館の観客は物語の中に放り込まれました。しかし観客は“置いてけぼり”になりません。キャラクターが力強く神話的であるため観客はその世界にすぐに浸ることができ、みんなで一緒に楽しめたのです。私たちは『スター・ウォーズ』のその側面を意識していますし、幸運なことにマンドーとグローグーにはその力があるのです」

ペドロ・パスカル,シガニー・ウィーバー

マンダロリアンことディン・ジャリン役はペドロが、ストイックな凄腕の賞金稼ぎでありながら、グローグーに親として相棒として愛情深く接する姿が温かい人物として。マンドーの相棒で強大なフォースを秘めたグローグーは、生後50年であるものの何世紀も生きる彼の種族のなかではまだ言葉も話せないほど幼い。好奇心旺盛で食いしん坊でいたずら好き、という純真な幼児らしさと、いざという時にフォースで応戦する実力や、少しずつ成長していく様子のギャップも愛らしい。ペドロはマンドーとグローグーの関係性について、前述のワールドプレミアにてこのように語っている。「彼らは、数々の驚異的な冒険を通じて深い絆で結ばれるようになります。そして、マンダロリアンは未来に向けてグローグーを育てることに注力しはじめ、その関係性には驚きと感動的な変化が訪れます」
 またファヴロー監督はマンドーとグローグーが世界中の人々に愛される理由について、2026年5月19日に東京で行われたジャパンプレミアにてこのように語った。「グローグーはどんどん成長していく。彼は本当に純粋で、大きな心をもっていて、人を助けるという優しさがある。マンドーがどんどん良い父親になっていくのはグローグーのおかげ」
 また元反乱軍のパイロットであるウォード大佐役はシガーニー・ウィーバーが演じている。かつて裏社会を支配したジャバ・ザ・ハットの息子ロッタ・ザ・ハットの声はジェレミー・アレン・ホワイトが、そして4本腕でホットサンドのような食べ物を売る、サルのような見た目のフードトラックの店主ヒューゴーの声は、かのマーティン・スコセッシが担当。マンドーの聞き込みに早口で軽妙に返していくヒューゴーの声を、あのスコセッシが! と思って聞くと楽しさもひとしおだ。さらにファヴロー監督自身が、本作と『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(21)でマンダロリアンのひとりパズ・ヴィズラの声を担当。監督が自らキャラクターとして参加しているところに、愛着の深さがにじむ。
 そのほかのキャラクターとしては、ガジェットの修理に長けた小さな種族であるアンゼランたち、犬のようなクリーチャーを連れている、金属製の笠のようなものを被った謎の賞金稼ぎエンボ、悪名高い犯罪王ジャバ・ザ・ハットのいとこである双子のギャング、ハット・シスターとハット・ブラザー、新共和国の戦士ガラゼブも。個人的に印象深いのは、ジャバ・ザ・ハットの息子ロッタ・ザ・ハットだ。隆々とした筋肉で両手の斧を振り回す姿は典型的な嫌われ役ながら、物語が進むにつれて彼なりの矜持があるのが徐々に伝わり、その過程がまたハラハラさせるところなど、キャラクターの作り込みに製作陣の愛情の深さがうかがえる。こうして主役のみならずサブキャラクターたちにも丁寧な背景が与えられていることが、世界観全体の厚みにつながっている。

グローグーを連れている賞金稼ぎマンダロリアンの2ショットを見ると、大人世代が思い出すのは、映画『子連れ狼』の拝一刀と息子・大五郎の姿だろう。「スター・ウォーズ」が日本の文化や黒澤明監督の作品からさまざまに着想を得ていることは有名であり、ファヴロー監督は前述のジャパンプレミアにてこのように語った。「日本の皆さんに心から感謝の気持ちを伝えたい。スター・ウォーズは日本の文化にインスパイアされている。ルーカスフィルムを代表して、感謝を述べたい」
 そしてペドロも日本文化の影響について、ジャパンプレミアにてこのように語った。「監督から最初に伝えられた言葉は『子連れ狼』だったのですが、黒澤明監督の話もしょっちゅう出ます。キャラクターたちの絆と関係性、それだけでなく彼らの旅路やミッションに通ずるものがありますが、何より大事なものは人間的な絆だと思います」

ロッタ・ザ・ハット(ジェレミー・アレン・ホワイト)

日本の上映では、通常の2D(字幕、吹替)に加え、IMAX®、ScreenX、Dolby Cinema、4DX、4つのプレミアムラージフォーマットにて公開が決定。この映画は「スター・ウォーズ」シリーズで初めて“Filmed For IMAX®”として製作され、IMAX®でしか観られない画角・大画面で映画を体験することができるのが特徴だ。特にユニークなのが、IMAX®上映前に流れる導入映像が(針が落ちる音や飛行機の離陸する音を再現する)、SW仕様になっていること。グローグーのフォースにより画面がIMAX®画角へと広がる演出から始まり、マンダロリアンの地上や空中でのアクションシーンや、撮影の舞台裏などが映り、上映前のワクワクをさらに高めてくれる。SWシリーズ初のIMAX®による撮影について、ファヴロー監督とペドロはこのように語っている。
 監督「IMAX®の映像には膨大なパワーがあり、我々の視界全てを満たしてくれる。そして音はただ聞くだけでなく感じさせてくれる。我々はそれらと巨大なセットを最大限利用することで次の次元へと押し上げた」
 ペドロ「IMAX®では本作はまるでアトラクションだ。沢山のキャラクターたちと世界観は観客を人生で最高の映画体験へと連れていってくれる」

「あいつは俺より長生きする。永遠には守れない」
 マンダロリアンのグローグーへの思いは、まさに親が子に抱く感情だ。そしてグローグーは、ドラマ『マンダロリアン』シーズン1〜3とこの映画を通して、強大なフォースを使いこなし、守られるだけの存在からマンダロリアンの相棒へと成長してゆく。彼らの向かってゆく先をこれからも見守りたい、この映画を観た誰もがそう思うことだろう。
 「スター・ウォーズ」は2027年、1977年の劇場公開第1作『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』の全米公開から50周年を迎える。そして2027年5月にライアン・ゴズリング主演の映画『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』の全米公開が決定。次作も大いに楽しみだ。新たなスター・ウォーズのエピソードがどのように展開し、魅力的な新しいキャラクターたちがどのように関わっていくのか。世代を超えて長く受け継がれてきたこの物語は、これからも新たな観客を巻き込みながら広がり続けていくだろう。最後に、ファヴロー監督とペドロが前述のワールドプレミアで伝えたメッセージをご紹介する。
 ペドロ「多くの『スター・ウォーズ』ファンが期待するのは、私が子どもの頃に『スター・ウォーズ』を初めて観た時のように劇場で最高の時間を過ごすことだと思います。この作品はまさにそれを実現する楽しい冒険を描いた心温まる作品です!」
 監督「前作が劇場で公開されてから7年が経っています。なので、これまでにスター・ウォーズを一度も観たことがない人でも楽しめるように、全く新しい冒険の映画を作りたいと考えていました。一緒に観ている人々が歓声を上げ、興奮するという共有体験こそが『スター・ウォーズ』なので、みなさんが再び劇場に集うことが私の願いです」

作品データ

公開 2026年5月22日より日米同時公開
制作年/制作国 2026年 アメリカ
上映時間 2:12
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題 Star Wars: The Mandalorian and Grogu
監督 ジョン・ファヴロー
出演 ペドロ・パスカル
シガーニー・ウィーバー
声の出演 マーティン・スコセッシ
ジェレミー・アレン・ホワイト
:あつた美希
ライター:あつた美希/Miki Atsuta フリーライター、アロマコーディネーター、クレイセラピスト インストラクター/インタビュー記事、映画コメント、カルチャー全般のレビューなどを執筆。1996年から女性誌を中心に活動し、これまでに取材した人数は600人以上。近年は2015〜2018年に『25ans』にてカルチャーページを、2015〜2019年にフレグランスジャーナル社『アロマトピア』にて“シネマ・アロマ”を、2016〜2018年にプレジデント社『プレジデントウーマン』にてカルチャーページ「大人のスキマ時間」を連載。2018年よりハースト婦人画報社の季刊誌『リシェス』の“LIFESTYLE - NEWS”にてカルチャーを連載中。
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