合従軍の侵攻により秦国が存亡の危機に
強い怨念を抱く趙の猛将・万極と対決する
信の成長、仲間との絆が大潮流となる様を描く
©原泰久/集英社 ©2026映画「キングダム」製作委員会2026年に連載20周年を迎える原泰久の漫画を原作に、佐藤信介監督が豪華俳優陣とともに大規模なスケールで映画化してきた人気シリーズ第5作が完成。出演は、山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、山田裕貴、豊川悦司、髙嶋政宏、要潤、加藤雅也、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬ほか充実の俳優陣が集結する。馬陽の戦いで
秦国が馬陽の戦いで大将軍・王騎を失ってから3年。信は千人将に昇格し、仲間たちとともに切磋琢磨していた。そんな折、趙の宰相・李牧の策略により、秦以外の6国が手を組み、総数50万の“合従軍”が次々と秦への侵攻を開始。かつてない国の存亡の危機に、咸陽の王宮では若き王・嬴政を中心に事態に対応、秦を代表する将軍たちが集結する。信は自らが率いる飛信隊と共に秦の守りの要所である国門・函谷関へ向かい、壮絶な“函谷関防衛戦”が始まる――。

2019年の第1作から大規模なスケールの日本映画として愛され続けている実写映画版『キングダム』シリーズの第5作。前作の王騎の死という大きな節目を経て、今回は原作でも極めて人気の高い「合従軍編」における秦国の存亡をかけた苛烈な戦いの始まりが描かれている。総勢50万の敵軍が秦へ侵攻するという壮大な規模の戦いを実写でどのように描くのか。監督をはじめスタッフとキャストたちは、これまでの4作品をさらに越えていくという目標に挑み、“新章の幕開け”にふさわしい熱量の内容となっている。今回も共同脚本として参加している原作者の原氏は、大きな喜びとともにこのようにコメントを寄せている。「映画『キングダム』、さらなる続編の製作が決定しました!! あの“大将軍の帰還”の続きがスクリーンに帰ってきます!! 実写化不可能と言われていた『キングダム』の映画が、連載13年目でようやく実現し、それがさらに、これほど長きにわたり製作されるロングシリーズになろうとは夢にも思いませんでした。<中略>過去4作を超える迫力と興奮と感動をお届けできるかと思いますので、皆さん、ぜひ楽しみに待っていてください!!」
主演の山﨑は、続編の製作が決まり、「合従軍編」を描くと聞いた時の思い、そして完成した映画を観た時の感動について、このように語っている。「秦以外の大国が手を組んで、秦を攻めてくる合従軍編は、原作屈指の人気エピソードです。自分も漫画を読んだときにすごく面白いと思いましたが、スケールがかなりデカいし、登場人物も多い。普通ならこれをどう映像化するのかと考えてしまいそうですが、『キングダム』チームのプロフェッショナルな皆であれば、絶対にやれると思っていました。完成した作品を見たら、その想像も超えるぐらい素晴らしいものになっていて、本当にうれしかったです」
佐藤監督はこれまでの4作と、今回の第5作から始まるシリーズへの思いについて、2026年7月5日東京に行われた『キングダム』初のシネマコンサートでのトークイベントにて、このように語った。「『キングダム』『キングダム2 遥かなる大地へ』『キングダム 運命の炎』『キングダム 大将軍の帰還』までの四作品を、ひとつの大きな物語として包み込む形で作り上げました。それが一つの章となりました。そこからまた新しく別次元の『キングダム』を始めたのが、この『キングダム 魂の決戦』です。ここで、また新しいスタイルへの挑戦をしています。1作目を撮っていた時にはできなかったことを、新たに映像化するトライをしました。なので、また新たな大きなアーチ(章)が始まると良いなと思っています」

天下の大将軍を目指す飛信隊の隊長・信役は山﨑賢人が、王騎将軍から矛を託され千人将となり、頼もしく成長した姿を体現。シリーズ第1作の製作時から約8年を経て、山﨑本人と信の成長が重なって感じられるところは、このシリーズの温かみとなっている。山﨑は自分自身と信というキャラクター、双方の第5作への思いについて、2026年6月2日に東京で行われたワールドプレミアにてこのように語った。「信の気持ちになると、これまでの戦いで失ったのは大沢さん演じる王騎将軍だけではなく、尾到とかもいましたし…。信は、いろいろな思いを背負って成長しています。僕自身、8年くらいの歳月を、自分の成長と共に、もう一つの自分の人生のように、信という人物の成長も歩んでこられたことが本当に幸せです。その成長を、皆さんにも愛してもらえたから、5作目が届けられるので、本当に気合が入りました。大沢さんの王騎将軍がいない『キングダム』。その想いを受け継ぎ、『王騎将軍がいなくても、このチームなら最高におもしろい『キングダム』が撮れるんだぞ』と思いながら日々撮影をしていました」
中華統一を信と共に目指す若き秦王・嬴政役は吉沢亮が、信と嬴政を支える仲間で山民族の未裔、飛信隊の軍師となった
一方、秦国に攻め入る合従軍側の面々は、最強の知将にして、今回は合従軍を統率し秦国を攻める趙国宰相・李牧役は小栗旬が、かつて秦国が起こした大虐殺の生き残りで、秦国に凄まじい恨みをもつ趙国将軍・万極役は山田裕貴が、冷静沈着で統率力をもつ楚国宰相で軍総司令、そして合従軍総大将である
こうして列挙していくとシリーズが誇るキャストの厚みが改めて実感できる。ひと目ですぐに本人とわかる役者たちのほかに、衣装とヘアメイクで作り込まれているため、キャスト表やエンドロールで答え合わせとなる人物も少なくない。ベテランから若手まで幅広い俳優陣が一堂に会し、それぞれの役に徹している姿を楽しめるのもこのシリーズの見どころのひとつだろう。
また主題歌は、米津玄師がラッシュを観て書き下ろした新曲「夜鷹」を提供。戦いそのもの、そして戦う人間同士の悲哀や思いを楽曲として繊細に表現し、エンディングに余韻を響かせている。

劇中では多くの俳優たちが激しいアクションをこなし、『キングダム』シリーズの生身の身体性にこだわる姿勢が感じられる。大がかりなアクションのなかでも、特にダイナミックに描かれているのは、騎馬によるアクションの数々だ。山﨑は今回のアクションについて、「難しいカットもありましたが、生身だったからこそリアルに表現できたと思います」と話し、このように語っている「合従軍編は、秦が六国から攻められるので、兵士の数も圧倒的に相手の方が多いんです。数的不利な状況で、かつ馬に乗って戦うのは正直大変な部分はありました。馬は予想外の動きをすることもありますが、だからこそ臨場感みたいなものが生まれると思ったので、危険じゃない限り、手を止めずにアクションを続けていくことを意識しました」
松橋真三プロデューサーは、前作を超えるため、『キングダム』ではこれまで誰もやったことがないことをやりたい、という考えから本格的な騎馬のアクションを取り入れたとのこと。近年の日本映画では大規模な騎馬戦を描く作品自体が少ないなか、撮影の約半年前から馬の訓練を重ねたという経緯からも、真摯な取り組みがうかがえる。松橋プロデューサーは山﨑の騎馬アクションの上達について、このように称賛している。「山﨑さんは乗馬を2作目のころから練習していますが、めきめき上達して、今は映画でご覧いただく通り、馬に乗って駆け回りながら、馬上でアクションをするレベルまで達しています」
そして最大の見どころは、信と万極とのクライマックスの対決だ。激しい怒りと怨念に取り憑かれている万極に、信が全身でぶつかり、受けとめていくかのように戦う姿からは、悲しみや苦しみまでも引き受けようとする覚悟が伝わり、胸に迫るものがある。2026年6月2日に東京で行われたワールドプレミアにて、山崎と山田はこの対決シーンについてコメント。山田は、万極さながらに山﨑賢人くんと本気で魂をぶつけ合えたことがめっちゃ楽しかったと笑顔で話し、山﨑は、お互いに魂でぶつかるようなアクションを、山田くんと丁寧にコミュニケーションをとりながら熱く撮影できて、本当に良いシーンになりました、と語った。
「秦vs六国」というシリーズ最大規模の攻防戦のスケール感、そして信と万極という個人同士の内面の対峙を描くシリーズ第5作。激しい戦いの末、信はどの道をどのように選び取るのか。激烈な憎しみと恨みを抱き徹底的に復讐するために戦場に立つ万極と、仲間の死を受け入れながら前へ進もうとする信。両者はまったく異なる方向を向いているようでいて、戦という同じ根から生えた枝のような存在でもある。2人の戦いの顛末は、何かを引き受けることや喪失との向き合い方について、考えるきっかけにつながるかもしれない。
最後に、原作者の原泰久氏と、山﨑と、佐藤監督(ワールとプレミアより)からのメッセージをお伝えする。
原氏「原作キングダム20周年の記念のこの2026年夏に、映画キングダムが再始動することになりました。これまで本当に多くの方に応援して頂いた結果です。心から感謝申し上げます。描かれるのは、原作でも特に人気の高い合従軍編です。前作からさらにスケールが拡大し、これまで以上に熱い戦い、人間ドラマが繰り広げられます。前作までの4作品をご覧になっている方も、そうでない方も、どうぞ『キングダム 魂の決戦』の公開を楽しみにしていて下さい」
山﨑「『キングダム』と信に出会えて、一緒に歩んで来られて、大事なものにも気づかせてもらえて感謝しかないです。まっすぐで、熱い気持ちをもつことは素晴らしいと思わせてくれますし、いろんな人と出会って、いろんな人の思いを感じながら生きていくところは、まさに人生のような感じです。自分の人生のように長い期間、演じられているのも幸せですし、20代は、ほとんど『キングダム』と一緒に生きてきた感覚があります。大好きな作品なので、こうやってシリーズを続けられるのは、本当に幸せなこと。できることなら、この先の信も演じたいですし、いくつになってもこの『キングダム』の熱は消えないと思います」
佐藤監督「8年前にこの作品が始まって以来、『エンターテインメントど真ん中の、生粋の作品を届けるんだ』という思いで、毎回毎回やらせていただいています。本作はこれまでの作品を乗り越えて全く別次元、異次元の作品を作りたいと思って頑張ってきました。8年前は、『日本映画の限界を突破しよう』と、手探りで埃にまみれて作っていました。まさか5作品もやるなんて想像もしていませんでしたが、毎回自分たちのバーを少しずつ上げて撮影に取り組んできました。<中略>その思いが結実した作品になっていると思いますので、楽しんでいただければと思います」
| 公開 | 2026年7月17日より全国劇場にてロードショー |
|---|---|
| 制作年/制作国 | 2026年 日本 |
| 上映時間 | 2:14 |
| 配給 | 東宝 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| 原作 | 原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載) |
| 監督 | 佐藤信介 |
| 脚本 | 黒岩勉・原泰久 |
| 音楽 | やまだ豊 |
| 主題歌 | 米津玄師「夜鷹」(Sony Music Labels Inc.) |
| 出演 | 山﨑賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 満島真之介 岡山天音 志尊淳 神尾楓珠 結木滉星 三吉彩花 三山凌輝 山下美月 蒔田彩珠 山田裕貴 坂口憲二 豊川悦司 髙嶋政宏 要潤 加藤雅也 高橋光臣 平山祐介 一ノ瀬ワタル 佐久間由衣 勝矢 坂東彌十郎 橋本さとし 笹野高史 谷田歩 中村蒼 田中圭 斎藤工 玉木宏 佐藤浩市 小栗旬 |

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