ミニオンズが20年代ハリウッドで映画制作!?
モンスターやエイリアンも加わり大騒動に
映画への愛と敬意があふれるシリーズ最新作
© Universal Studios. All Rights Reserved.ミニオンズが1920年代のハリウッド黎明期で映画制作!? 声の出演は、『サウスパーク/無修正映画版』のトレイ・パーカー、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイ、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツ、『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグ、『クレイジー・ハート』のジェフ・ブリッジス、『陪審員2番』のゾーイ・ドゥイッチ、『私がビーバーになる時』のボビー・モイニハン、『パルプ・フィクション』のフィル・ラマールほか。監督・脚本はシリーズの生みの親であり、『怪盗グルー』シリーズの最初の3作と『ミニオンズ』シリーズの1作目の監督を務め、シリーズ全作でミニオンズの声を担当しているピエール・コフィン。共同脚本は『ミニオンズ』シリーズのブライアン・リンチが手がける。原始時代から最強最悪のボスを探し求めて彷徨い続けるミニオンズが辿り着いたのは、1920年代のハリウッド。ジェームズは、ヘンリー、エドとともにモンスター映画作りに挑戦するが……。シリーズでおなじみのケビン、スチュアート、ボブがいる集団とは異なる部族のミニオンズを描き、創作意欲あふれるジェームズ、ジェームズの理解者ヘンリー、素朴な仲間エド、という新たな3人組の物語を描く。映画の世界のみならず、禁酒法や抗議活動、女性の権利運動など、社会全体が大きく変化してゆく1920年代のアメリカを背景に、ミニオンズが行き着く先にあるものとは。すべては最強最悪のボスに仕えるため、あらゆるうっかりで騒動を巻き起こしながら猪突猛進で突き進む、黄色い仲間たちの愉快なカオスが展開するシリーズ最新作である。
最強最悪のボスを求めて旅するミニオンズがたどり着いたのは、1920年代のアメリカ・ハリウッド。創作意欲に燃えるジェームズは、ヘンリー、エドとともにモンスター映画作りに挑戦する。そこで小さなモンスター、グーミーの案内で映画にぴったりなモンスター探しの旅へ出ることになり、ボスを探したい他のミニオンズと仲間割れしてしまう。さらに謎のモンスターが放たれて街は大パニックに。頼れるミニオンズがいない中、ジェームズ、ヘンリー、エドは世界を救うことができるのか?

4年ぶりのシリーズ最新作には、いつもの3人組とは異なる集団のミニオンズが登場。原始時代からひたすら最強最悪のボスを探し求め、あらゆる悪者を見つけ出してはうっかりやっつけてしまうというドジぶりが連綿と続いてきた、という経緯が手短に描かれるのも可笑しい。そしていつしかミニオンズたちはサイレント映画からトーキー映画への過渡期にある1920年代のハリウッドへとたどり着く。劇中には映画のはじまりへのオマージュがたっぷりと盛り込まれ、映画ファンを楽しませてくれる。コフィン監督は1920年代のハリウッドを舞台にしたことについて、2026年6月20日付の「Variety」の記事「‘Minions & Monsters’ Director Pierre Coffin on His Tribute to Hollywood, the Exhausting Work of Voicing the Yellow Creatures and Crafting Comedy That’s ‘More Irreverent Than Some of the Competition’」にて、このように語っている。「ミニオンズが映画を作る物語を描くなら、映画の黎明期を舞台にするのが理にかなっていました。ミニオンズには独特の魅力があります。彼らの動き方やギャグの構成などは、サイレント映画のスターであるチャップリンやバスター・キートン、ハロルド・ロイドの流れを汲んでいると言えるでしょう。この時代設定によって2つのことが可能になりました。ひとつは、新しい文脈で新しいミニオンズを登場させること、もうひとつは、視覚的なコメディを生み出した方々に敬意を表することです」

声の出演では、実力派の俳優たちがミニオンズの陽気な世界に参加しているギャップを満喫。マイペースで創作意欲にあふれるジェームズ、ジェームズの親友で最大の理解者であるヘンリー、心優しく仲間をサポートする、耳が不自由なエド、この集団のリーダー的存在であるディックら、ミニオンズの声はコフィン監督がいつものように、スペイン語のようなイタリア語のような日本語のような独特の“ミニオン語”をリズミカルに操っている。監督は仲良し3人組が協力しあって共に創造しようとすることについて、このように語っている。「私が一番大切にしたのは友情だ。ジェームズは圧倒的なイマジネーションの持ち主で、絵を描いたり物語を語ったりするのが大好きだ。だから彼は映画の存在を知ったことで、自分が思い描いたものを具現化できる道が突如として表れた。さらに彼のことを誰よりも信じてくれるヘンリーとエドがいるおかげで、彼は挑戦する勇気を持つことができる。“夢を追いかける不安は友達がそばにいてくれると少しだけやわらぐ”という感覚は素敵だと思う」
小さな緑色のモンスター、グーミーの声はトレイ・パーカーが二面性をユーモラスに、博物館ツアーガイドのオリビアの声は、2015年の『ミニオンズ』でマージ・ネルソンの声を担当したアリソン・ジャネイが、ミニオンズと出会う映画監督のマックスの声はクリストフ・ヴァルツが、ロボット型エイリアンのドートの声はジェシー・アイゼンバーグが、大手映画製作スタジオの責任者であるフランクとエルウッド兄弟の声はジェフ・ブリッジスが、ドートが出会う快活な婦人参政権論者のデビーの声はゾーイ・ドゥイッチが、ミニオンズが出会うサメふうのモンスター、フィリップスの声はボビー・モイニハンが、タコふうのモンスター、ハワードの声はフィル・ラマールが、それぞれに表現している。なかでも特に注目は、かの巨匠ジョージ・ルーカスが本人役で声の出演をしていることだ。コフィン監督は、自身が子どもの頃に映画館で初めて観た映画からどれほど大きな影響を受けたか、ジョージ・ルーカスの出演が決定した経緯について、前述の「Variety」の記事にて楽しそうに話している。「(子どもの頃に映画館で初めて観た)あの映画は『スター・ウォーズ』だった。何も理解できなかったけれど、あんな映画は見たことがなかった。音楽も、ストーリーも、特殊効果も。子どもの頃、僕はみんなを救う金髪のヒーローになりたかったし、アウトローの反逆者にも憧れていた。すべてがそこにあったんだ。その後、父に頼んでメイキング映像を全部買ってもらい、クリーチャーや機械を模写して絵を描き始めた。だからジョージ・ルーカスが僕たちの映画に出演している。『彼に出演してもらったら面白いだろう』と言ったら、プロデューサーが『彼の奥さんを知っているよ』と。その1週間後、ルーカスがフランスに来てくれて、30分間録音したんだよ」
また日本語吹替版の声の出演は、松平健、千葉雄大、鈴木愛理、山寺宏一、バッテリィズ、LiSA、そして銀河万丈、寺依沙織、小野友樹、芹澤優が参加している。

1920年代は映画史において特別な時代だ。サイレント映画の黄金期に活躍したハロルド・ロイドやバスター・キートン、チャーリー・チャップリンらが全身の動作で引きつける喜劇を確立した時代でもある。そして『ミニオンズ&モンスターズ』には、映画産業の黎明期における伝説的作品へのオマージュが込められている。オーギュストとルイ・リュミエール兄弟による『リュミエール工場を去る労働者たち』、ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』などにミニオンズが現れるところなどは、映画史を知る世代には遊び心として楽しめるし、新鮮な面白さとして届くだろう。コフィン監督は「Variety」のインタビュー記事にて、心から本当にやりたいことをやった映画であり、最も個人的なミニオンズ映画だと語っている。そしてハリウッドとはどのような場所であるか、劇中に登場する監督マックスのモデルとなった人物について、監督は同媒体にてこのように語っている。「ハリウッドは狭義の“アメリカ的”なものではないと示したかったのです。多くの大手スタジオは、東ヨーロッパ出身の移民によって設立されました。ワーナー兄弟は、映画に登場する2人の大手スタジオのボスに影響を与えました。例えば、マックスは、フリッツ・ラング、エルンスト・ルビッチ、そして『カサブランカ』の監督であるマイケル・カーティスといった映画監督たちの要素をあわせもっています。ハリウッドは、さまざまな国から来た人々によって築かれた場所なので、そうした要素を映画に盛り込みたかったのです」
サイレント映画からトーキー映画に移り変わるなかでのミニオンズの騒動も、ロボット型エイリアンのドートと婦人参政権論者のデビーとの出会いも、人間模様の妙が感じられて大人も楽しめる展開に。子どもたちにはミニオンズのナンセンスでハイテンションなところや、さまざまなビジュアルのモンスターの登場などが見ているだけで楽しいだろう。本作で単独で初めて監督を務めたコフィン監督は、幼少期にサイレント映画や古典的なモンスター映画に触れて育ち、自身の映画制作はその個人的な映画体験に強く根差しているという。そしてこの作品には、伝説的な映画作家や役者たち、作品の数々への深い敬意と愛情が全編に込められていることがよくわかる。最後に、監督がこの物語について、2026年6月29日(日本時間)にアメリカ・ロサンゼルスで行われたプレミアイベントにて語った熱い思い入れをご紹介する。「本作はハリウッド映画へのラブレターなんだ。僕はフランス映画を観て育ったけれど、大きな影響を受けたのはハリウッドの’20〜’30年代の映画だった。モンスターやSF映画にもインスパイアされたよ。オマージュには気づいてもらえないかもという懸念もあったけれど、最終的には表現したいものを入れた。さまざまな幅広い層に届く作品にしたかったんだ」
参考:「Variety」
| 公開 | 2026年8月7日より全国ロードショー |
|---|---|
| 制作年/制作国 | 2026年 アメリカ |
| 上映時間 | 1:30 |
| 配給 | 東宝東和 |
| 原題 | Minions & Monsters |
| 監督・脚本 | ピエール・コフィン |
| 共同脚本・製作総指揮 | ブライアン・リンチ |
| 製作 | クリス・メレダンドリ ビル・ライアン |
| 声の出演 | ピエール・コフィン トレイ・パーカー アリソン・ジャネイ クリストフ・ヴァルツ ジェシー・アイゼンバーグ ジェフ・ブリッジス ゾーイ・ドゥイッチ ボビー・モイニハン フィル・ラマール |
| 日本語吹替版キャスト | 松平健 千葉雄大 鈴木愛理 山寺宏一 バッテリィズ LiSA 銀河万丈 寺依沙織 小野友樹 芹澤優 |

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。