豊かな個性と多彩な作風で、江戸に花開いた浮世絵と絵画
今こそ見たい、人気絵師そろい踏みの展覧会
この夏、江戸時代に活躍した人気絵師たちの作品が山種美術館に勢ぞろい。
浮世絵と江戸絵画の名作を一堂に会し、今もなお、多くの人々を魅了する個性豊かな絵師たちの作品を堪能できる展覧会。
保存状態に定評のある山種美術館の浮世絵コレクションは、鈴木春信から鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重まで、六大絵師の代表作を所蔵しており、本展では粒よりのコレクションを前・後期に分けて全点公開する。
また、浮世絵専門の美術館として名高い太田記念美術館から、歌川国芳の戯画をはじめ、見ていてワクワクする楽しい浮世絵を選りすぐりで紹介する。
本展のみどころの一つ、人気絵師の代表作がそろう浮世絵コレクションからは、「美人画といえば歌麿」と名高い喜多川歌麿の《青楼七小町 鶴屋内 篠原》(後期展示)や、謎の絵師として知られ、役者の大首絵で有名な東洲斎写楽の《二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉》(前期展示)、風景画というジャンルを確立し、《東海道五拾三次》などで知られる歌川広重の《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》(前期展示)などをはじめとする豪華な顔ぶれの作品が揃い、浮世絵ファンはもちろん、はじめて浮世絵に触れる人でも存分に楽しむことができる。
日本有数の浮世絵美術館として名高い太田記念美術館の膨大なコレクションからは、夏の花火、秋のお月見といった季節の楽しい行事をテーマとする作品や、歌川国芳《ほふづきづくし 八そふとび》(前期展示)、歌川芳藤《しん板猫のたわむれ踊のをさらゐ》(後期展示)をはじめとする戯画など、見ていて楽しくなる浮世絵の数々も注目したい。
さらに、江戸絵画では、岩佐又兵衛《官女観菊図》【重要文化財】や、椿椿山《久能山真景図》【重要文化財】(いずれも山種美術館蔵)をはじめ、俵屋宗達、池大雅、伊藤若冲などのビッグネームが手がけた優品の数々を展開する。
大河ドラマで浮世絵の版元である蔦屋重三郎が取り上げられ、浮世絵に注目が集まっている今年、浮世絵や絵画で江戸の粋と優美さを感じてみてはいかがだろうか。
本展チケットを抽選で5組10名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記の応募フォームにご入力いただき送信ください。
なお、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
締切:2025年8月20日(水)
展覧会名 | 【特別展】江戸の人気絵師 夢の競演 宗達から写楽、広重まで 特集展示:太田記念美術館の楽しい浮世絵 |
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会期 | 2025年8月9日(土)〜9月28日(日) ※浮世絵は、前・後期で展示替えあり 前期:8月9日(土)〜8月31日(日) 後期:9月2日(火)〜9月28日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし8月11、9月15日は開館)、9月16日(火) |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 山種美術館 渋谷区広尾3-12-36 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,400円、【夏の学割】高大生 500円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要) |
公式サイト | http://www.yamatane-museum.jp/ |
問合せ | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
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