つぐ minä perhonen

ミナ ペルホネンが紡いできた「つぐ」の軌跡をたどり
未来へと続くものづくりをみつめる展覧会

  • 2025/11/17
  • イベント
  • アート

デザイナー・皆川 明により創設された「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」は、ブランドの創設から30年にわたり、手仕事や職人との協業を大切にしながら、暮らしのなかに永く息づき時を重ねて深みを増すデザインを積み重ねてきた。
 本展では、その“運動”ともいえるものづくりのありかたを、「つぐ」という言葉が内包する多様な意味を通じて紹介。洋服やプロダクトのほか、オリジナルのテキスタイルやそれらの原画などにより、100年先へと歩みを進める仕事と思想に触れる。

創業以来、それぞれの人にとっての「特別な日常服」を紡ぎだしてきたミナ ペルホネンに皆川が込めた「せめて100年つづくブランド」という想いには、「一着の服をながく愛してほしい」という願いが重なり合う。
 ミナ ペルホネンのものづくりは、デザイナーの手作業によって生み出されるテキスタイルの図案からはじまる。そのデザインは、各地の職人たちとの対話と彼らの技術によって、一枚の布、布から服、そして様々なインテリアプロダクトへと実を結んできた。

生地産地と深い関係性を築きながら独自のプロダクトを生み出してきたその活動を、貴重な原画やテキスタイルに加え、刺繍、織、プリント工場の様子などを通して紹介。流行に左右されず、普遍的な価値を追求するミナ ペルホネンのものづくりのありかたに触れることができる。

また、展覧会の関連イベントとして、11月24日(月・振休)には、美術館の講堂にて、皆川によるライブペインティングの様子を一般公開し、完成した作品は開催期間中、館内に展示される。
そのほか、ワークショップやトークイベントなども予定されているので、展覧会特設Webサイトを確認しよう。

  1. “surplus” 2003-04<sup>→</sup>a/w
    “surplus”
    2003-04a/w
  2. “one day” 2018-19<sup>→</sup>a/w
    “one day”
    2018-19a/w
  3. “alive” 2011-12<sup>→</sup>a/w 原画 Photo: Shinichi Yamasaki
    “alive”
    2011-12a/w 原画
    Photo: Shinichi Yamasaki
  4. “sea sky” 2025-26<sup>→</sup>a/w Photo: Keita Goto(W)
    “sea sky”
    2025-26a/w
    Photo: Keita Goto(W)
  5. “swing camellia” 2022-23<sup>→</sup>a/w Photo: Hua Wang
    “swing camellia”
    2022-23a/w
    Photo: Hua Wang
  6. 刺繍工場での補修作業 手元風景 Photo: Yayoi Arimoto
    刺繍工場での補修作業 手元風景
    Photo: Yayoi Arimoto
2組4名様 読者プレゼント

本展チケットを抽選で2組4名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記の応募フォームにご入力いただき送信ください。
なお、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
締切:2025年12月3日(水)

開催概要

展覧会名 つぐ minä perhonen
会期 2025年11月22日(土)〜2026年2月1日(日)
休館日 月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館)、11月25日(火)、12月29日(月)〜1月3日(土)、1月13日(火)
時間 10:00〜18:00
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 世田谷美術館 1・2階展示室
世田谷区砧公園1-2
入館料 一般 1,700円、高大生 800円、小中生 500円、65歳以上 1,400円、未就学児無料
※詳細はこちらをご確認ください
公式サイト https://tsugu.exhibit.jp
問合せ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。