令和7年度早春展 アジアの仏たち ―永青文庫の東洋彫刻コレクション―

永青文庫の東洋彫刻コレクションが一堂に会する7年ぶりの展覧会

  • 2026/01/06
  • イベント
  • アート

永青文庫の設立者である細川護立もりたつ(1883〜1970年)が蒐集した、「菩薩半跏思惟像ぼさつはんかしいぞう」や「如来坐像にょらいざぞう」(いずれも重要文化財)をはじめとする中国彫刻のほか、多種多様なインド彫刻を紹介する展覧会が開催。
 また、2025年8月より1年間、日本最古の美術誌『國華』の表紙を飾る、国宝「金銀錯狩猟文鏡きんぎんさくしゅりょうもんきょう」も特別展示される。

本展は重要文化財3点を含む、永青文庫が誇る東洋彫刻コレクションが一堂に会する7年ぶりの展覧会となり、普段は熊本県立美術館に保管されている作品も観ることができる機会となる。

本展で展開される中国石仏は、岡倉天心の助手として中国美術を日本に紹介し、各地で美術品を収集した、早崎稉吉こうきちから細川護立が入手したものだ。さらに、早崎が自ら収集した石仏について記した自筆メモ「造像所獲記ぞうぞうしょかくき」もあわせて公開。このメモには、入手した時期や場所、伝来などが記されており、近年永青文庫で発見された貴重な資料だ。

あわせて永青文庫に伝わるインド彫刻コレクションの中から、密教の女尊「ターラー菩薩立像」や、太陽の光を神格化した神「ヴィシュヌ立像」など多種多様な石彫も紹介。

そのほか、“細川ミラー”として知られる、国宝「金銀錯狩猟文鏡」は、細川護立が一目で「実に驚くべきもの」と直感し購入した永青文庫の名品で、中国・前3世紀頃の最高水準の技術が用いられている。
本作が美術誌『國華』の表紙を飾っていることを記念し、特別展示される。この機会に、ぜひ見ておきたい。

  1. 重要文化財「菩薩半跏思惟像」 中国 北魏時代(6世紀前半) 永青文庫蔵
    重要文化財
    「菩薩半跏思惟像」
    中国 北魏時代
    (6世紀前半)
    永青文庫蔵
  2. 重要文化財「如来坐像」 中国 唐時代(8世紀前半) 永青文庫蔵
    重要文化財
    「如来坐像」
    中国 唐時代
    (8世紀前半)
    永青文庫蔵
  3. 重要文化財「如来坐像」 中国 宋時代 元嘉14年(437年) 永青文庫蔵
    重要文化財
    「如来坐像」
    中国 宋時代
    元嘉14年(437年)
    永青文庫蔵
  4. 「道教三尊像」 中国 北魏時代 永平年間(508〜511年) 永青文庫蔵
    「道教三尊像」
    中国 北魏時代
    永平年間
    (508〜511年)
    永青文庫蔵
  5. 「ターラー菩薩立像」 インド パーラ時代(9〜10世紀) 永青文庫蔵(熊本県立美術館保管)
    「ターラー菩薩立像」
    インド パーラ時代
    (9〜10世紀)
    永青文庫蔵
    (熊本県立美術館保管)
  6. 「ヴィシュヌ立像」 インド ポスト・グプタ時代(7〜8世紀) 永青文庫蔵(熊本県立美術館保管)
    「ヴィシュヌ立像」
    インド ポスト・グプタ時代
    (7〜8世紀)
    永青文庫蔵
    (熊本県立美術館保管)
  7. 国宝「金銀錯狩猟文鏡」 中国 戦国時代(前4〜前3世紀) 永青文庫蔵
    国宝
    「金銀錯狩猟文鏡」
    中国 戦国時代
    (前4〜前3世紀)
    永青文庫蔵
5組10名様 読者プレゼント

本展チケットを抽選で5組10名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記の応募フォームにご入力いただき送信ください。
なお、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
締切:2026年1月21日(水)

開催概要

展覧会名 令和7年度早春展 アジアの仏たち ―永青文庫の東洋彫刻コレクション―
会期 2026年1月17日(土)〜3月29日(日)
休館日 月曜日(ただし2月23日は開館)、2月24日(火)
時間 10:00〜16:30
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 永青文庫
文京区目白台 1-1-1
観覧料 一般 1,000円、高大生 500円、70歳以上 800円
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
公式サイト https://www.eiseibunko.com/
問合せ 03-3941-0850

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