
YBAと呼ばれた作家などアート史に名を刻む約60名の作品を通して
90年代英国美術の革新的な創作の軌跡を紹介
英国を代表する国立美術館のひとつ、テート美術館が自ら編んだ、「90年代の英国美術」を振り返る展覧会が開催。
サッチャー政権時代(1979〜90年)を経て、政治・経済・文化の面で大きな変革を経験した英国社会では、既存の美術の枠組みを問い、作品の制作や発表において実験的な試みをする作家たちが数多く登場した。
1992年に美術史家のマイケル・コリスが彼らを「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼び、同名の展覧会の開催で広く認知されたYBAの作家たちの自由な活動によって、90年代の英国のアートシーンは世界的な注目を集めるようになった。
本展は、1980年代後半から2000年代初頭にかけて制作された英国美術に焦点を当て、大衆文化、個人的な物語や社会構造の変化などをテーマとし、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど多様な手法を用いた独創的な作品を紹介。
変化に富む英国社会の中で生まれた作品や、作家の精神の神髄に触れる絶好の機会となる。
展覧会の構成は、90年代英国美術の独自性を六つのテーマで読み解き、各章をつなぐ重要作を「スポットライト」として紹介。
ダミアン・ハースト、ジュリアン・オピー、ルベイナ・ヒミド、スティーヴ・マックイーン、トレイシー・エミン、ヴォルフガング・ティルマンスなど総勢58組の、世界のアート史に名を刻むアーティストによる作品群が展開される。
[序章]フランシス・ベーコンからブリットポップへ では、新世代の文化の担い手たちが敏感に感じ取っていた社会の変化と混迷を象徴的に示す作品、フランシス・ベーコン(1909〜92年)の《1944年のトリプティック(三幅対)の第2ヴァージョン》が来場者を迎え、続く[第1章]では、サッチャー政権が推進した新自由主義経済の結果、生じた格差拡大にゆらぐ英国社会のアートシーンに登場し、時代の空気を捉えた作家の作品が展開。
そのほか、ジェントリフィケーションにより行き場を失う人が増加した社会を身近なこととして創作の着想源とした作品や、HIVの感染拡大とエイズによる死者の増加が人々の間に恐怖、怒り、抵抗の感情を生み出し、多くの作家たちが病との関係から作品を制作したなどの、この時代の風潮を映し出し、世界を変えたアートの軌跡を本展で観ることができる。
本展チケットを抽選で2組4名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記の応募フォームにご入力いただき送信ください。
なお、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
締切:2026年2月11日(水)
| 展覧会名 | テート美術館 − YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート |
|---|---|
| 会期 | 2026年2月11日(水・祝)〜5月11日(月) |
| 休館日 | 火曜日(ただし5月5日は開館) |
| 時間 | 10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで) ※入場は閉館時間の30分前まで |
| 会場 | 国立新美術館 企画展示室2E 港区六本木7-22-2 >> 会場の紹介記事はこちら |
| 観覧料 |
一般 2,300円、大学生 1,500円、高校生 900円、中学生以下無料 ※詳細は公式サイトをご確認ください |
| 公式サイト | https://ybabeyond.jp/ |
| 問合せ | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。