特別展「超危険生物展 科学で挑む生き物の本気」

2つのエリア、8つのラボで危険生物たちの“必殺技”に迫る

  • 2026/02/25
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地球上には、生存競争を生き抜くために獲得した、驚異的で時に人間にとって「危険」と映る“必殺技”を秘めている生物が数多く存在する。
 本展では、強大なパワー、鋭い牙、猛毒、電撃など必殺技のメカニズムを、国立科学博物館を中心に、各地の貴重な標本、精巧なCG、模型、映像など、多角的な手法を駆使して紹介。人間が太刀打ちできない危険生物の必殺技に焦点を当て、2つのエリア、8つのラボで構成された「危険生物研究所」によって、科学的な視点から解き明かす。

エリアA 「肉弾攻撃系 危険生物」では、自らの肉体を究極の武器とする生物たちを4つのラボで紹介。
 アフリカゾウやオオアナコンダなどの巨大生物と、その巨体が生み出す圧倒的なパワーを紹介する「ラボ1:パワーファイター型」、鋭い牙で獲物を仕留めるトラやホホジロザメ、猛獣たちが登場する「ラボ2:キラーバイト型」、「ラボ3:武装型」では、鋭い角や爪、トゲ、ハサミ、ハンマー、さらにはノコギリなど、身体の一部が武器となる危険生物が、「ラボ4:大群型」では、一見すると小さいが、集団になると脅威的な力を発揮する昆虫や魚などの生物が登場する。

エリアB 「特殊攻撃系 危険生物」では、物理的な攻撃にとどまらない、人間には真似できない特殊な能力を持つ生物たちを4つのラボで解説。
 「ラボ5:猛毒型」では、昆虫、爬虫類から哺乳類まで様々な生物の持つ毒を科学で解析、「ラボ6:化学攻撃型」では、強烈なオナラ、摂氏100℃の高温ガス、強酸性の胃液といった化学実験さながらの必殺技を持つ生物たちを、「ラボ7:電撃型」ではデンキウナギなど、電撃を武器とする生物たちの発電メカニズムを特殊な透明標本で展示するほか、「ラボ8:吸血型」では、吸血生物たちの血を吸う仕組みだけでなく、媒介される感染症の危険性もわかりやすく紹介する。

また、「サスライアリの女王」の標本展示も本展のみどころの一つだ。数千万匹という圧倒的な大群で移動し、獲物を食い尽くす生態で知られるサスライアリ。その頂点に君臨する女王アリは、長年その姿を確認することが困難だった。本展では、世界でも数少ない貴重な標本の一つを日本で初めて展示する。

未知の危険生物の驚くべき生態や、身近な生物に潜む未知なる力を、没入感あふれる展示で体感してみては。

  1. ロロン(Lolong) 大型の成体のオスのイリエワニ フィリピン国立自然史博物館
    ロロン(Lolong)
    大型の成体のオスのイリエワニ
    フィリピン国立自然史博物館
  2. アフリカゾウ 3Dホログラムイメージ
    アフリカゾウ
    3Dホログラムイメージ
  3. ヒキガエルを捕食するヤマカガシ 剥製 茨城県自然博物館蔵
    ヒキガエルを捕食するヤマカガシ 剥製
    茨城県自然博物館蔵
  4. ミイデラゴミムシ 標本 制作:須田研司
    ミイデラゴミムシ 標本
    制作:須田研司
  5. ミイデラゴミムシのガス噴射 ©TBS
    ミイデラゴミムシのガス噴射
    ©TBS
  6. サスライアリの女王 写真提供:島田拓 *体長約5p
    サスライアリの女王
    写真提供:島田拓
    *体長約5cm

開催概要

展覧会名 特別展「超危険生物展 科学で挑む生き物の本気」
会期 2026年3月14日(土)〜6月14日(日)
休館日 月曜日(ただし、3月30日、4月27日、5月4日、6月8日は開館)、5月7日(木)
時間 9:00〜17:00(4月25日〜5月6日は18:00まで)
※入場は閉館時刻の30分前まで
会場 国立科学博物館
台東区上野公園7-20
>> 会場の紹介記事はこちら
入場料 一般・大学生 2,300円、小中高生 600円、未就学児無料
※詳細はこちらをご確認ください
公式サイト https://chokikenseibutsuten.jp
問合せ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)

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