建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸

旧朝香宮邸に潜む様々な「アニマルズ」に注目

  • 2026/03/18
  • イベント
  • アート

旧朝香宮邸である東京都庭園美術館本館の魅力を紹介する、年に一度の建物公開展。本年は「アニマルズ」をテーマに、朝香宮邸にゆかりのある動物たちに注目して開催される。

1920年代、フランス・パリで当時全盛期を迎えていたアール・デコに触れた朝香宮鳩彦王・允子妃が、帰国後にアール・デコスタイルを取り入れた邸宅である、旧朝香宮邸。アンリ・ラパンやルネ・ラリックなどの芸術家たちが主要な内装を手がけ、全体の設計は宮内省内匠寮の技師が担い1933年に竣工、1983年には東京都庭園美術館として開館した。宮内省内匠寮が手がけた邸宅の中でも特色のある建築として、2015年には国の重要文化財にも指定されている。

朝香宮邸では、白孔雀や鶴、犬、鶏、ウサギなど様々な動物たちが飼育されていた。当時の資料には、庭園を闊歩する白孔雀の姿も収められており、建物の室内装飾にも、鹿や魚など動物たちがモチーフとして用いられている。本展では、こうした動物の館としての朝香宮邸にも注目。
 新館では、20世紀の西洋美術における多様な動物モチーフの作品を紹介。可愛い、勇ましい、大きい、小さいといった、様々な動物たちが登場する。

また、最上階である3階に位置するウインターガーデンも特別公開される。白と黒の市松模様の床が印象的な本部屋は、2003年の修復後に一般初公開されて以降、展覧会によって限定公開されている。本展でも実際に入室し、細部を見ることが可能だ。

宮邸時代の家具や調度品を用いて、邸宅の雰囲気を再現する本展。庭園の新緑が美しい季節に、フランスのアール・デコのデザインと日本の意匠が融合した唯一無二の建築空間で、都会にある豊かな自然を堪能してみては。

  1. テオドール・マドセン(デザイン) ロイヤル・コペンハーゲン(製造)《ペンギン》 1902年頃 東京都庭園美術館蔵
    テオドール・マドセン(デザイン)
    ロイヤル・コペンハーゲン(製造)
    《ペンギン》
    1902年頃
    東京都庭園美術館蔵
  2. フランソワ・ポンポン《シロクマ》1921−1924年 群馬県立館林美術館蔵
    フランソワ・ポンポン
    《シロクマ》
    1921−1924年
    群馬県立館林美術館蔵
  3. ルネ・ラリック 花瓶《インコ》1919年 東京都庭園美術館蔵
    ルネ・ラリック
    花瓶《インコ》
    1919年
    東京都庭園美術館蔵
  4. エドゥアール・ベネディクトゥス『ルレ 15枚の図版による42の装飾モティーフ』1930年 東京都庭園美術館蔵
    エドゥアール・ベネディクトゥス
    『ルレ 15枚の図版による42の装飾モティーフ』
    1930年
    東京都庭園美術館蔵
  5. 東京都庭園美術館 若宮居間 ストーヴ・レジスター(部分)
    東京都庭園美術館 若宮居間
    ストーヴ・レジスター (部分)
  6. 東京都庭園美術館 本館 ウインターガーデン
    東京都庭園美術館 本館
    ウインターガーデン
5組10名様 読者プレゼント

本展チケットを抽選で5組10名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記の応募フォームにご入力いただき送信ください。
なお、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
締切:2026年4月1日(水)

開催概要

展覧会名 建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸
会期 2026年4月11日(土)〜6月14日(日)
休館日 月曜日(ただし5月4日は開館)、5月7日(木)
時間 10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
会場 東京都庭園美術館(本館+新館)
港区白金台5-21-9
>> 会場の紹介記事はこちら
観覧料 一般 1,000円、大学生(専修・各種専門学校含む)800円、高校生・65歳以上 500円、中学生以下無料
※日時指定予約制
公式サイト www.teien-art-museum.ne.jp
問合せ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)

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