絵本作家エリック・カールのデザイナーとしての側面にも光をあてる展覧会
絵本『はらぺこあおむし』(1969年)で知られる、アメリカを代表する絵本作家エリック・カール(1929〜2021年)の回顧展が、東京都現代美術館開催される。
『はらぺこあおむし』日本語版50周年を記念して開催される本展では、27冊の絵本の原画に合わせ、カールのグラフィックデザイナー時代の作品や、最初の構想段階で作られるダミーブック、コラージュに使用する素材など、約180点を展示する。
「遊べる本であり、読めるおもちゃ」を目指し、生涯で約90冊もの絵本を生み出したエリック・カール。『はらぺこあおむし』は、デザイナーだったカールが自分で文章を書いた最初の絵本だった。本展では、『はらぺこあおむし』全ページの原画に加え、70言語以上に翻訳されている他言語版や、誕生のきっかけとなったダミーブック「みみずのウィリーのいっしゅうかん」も紹介する。
カールの絵本には、彼自身の思い出による物語が数多く存在する。アメリカに生まれ、6歳で両親の故郷であるドイツに移住したカールは、毎日「いつ帰るの?」と両親に訊ねていたという。この経験によって誕生した絵本『いちばんのなかよしさん』の原画が、本展で日本初公開される。
また、グラフィックデザイナー時代のポスター作品や、日本では出版されていない画風の違う絵本など、カールのグラフィックデザイナーの側面にも光をあてるほか、「ダミーブック」の展示も本展のみどころの一つだ。「ダミーブック」とは、カールが絵本制作の時に作る、物語の流れや構図、デザインのアイデアを練るための絵コンテのようなものである。本展では、これまで日本で開催されたエリック・カール展では最も多い、12点のダミーブックを展示する。
会場には展示室とは別に、自由に絵本を閲覧できるコーナーも登場。原画の美しさだけでなく、ページをめくりたくなるしかけや、めくった時の驚きなどを体験できる。
今まさにカールの絵本を楽しんでいるこどもだけでなく、デザインに関心のある大人にもぜひ足を運んでもらいたい。
本展チケットを抽選で2組4名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記の応募フォームにご入力いただき送信ください。
なお、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
締切:2026年5月6日(水)
| 展覧会名 | エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし |
|---|---|
| 会期 | 2026年4月25日(土)〜7月26日(日) |
| 休館日 | 月曜日(5月4日、7月20日は開館)、5月7日(木)、7月21日(火) |
| 時間 | 10:00〜18:00 ※展示室入場は閉館時間の30分前まで |
| 会場 | 東京都現代美術館 企画展示室 1F/3F 江東区三好4-1-1 |
| 観覧料 |
一般 2,300円、大学・専門学校生・65歳以上 1,600円、中高生 1,000円、小学生以下無料 ※詳細はこちらをご確認ください |
| 公式サイト | https://ericcarle2026-27.jp/ |
| 問合せ | 03-5245-4111 |
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