国立新美術館開館5周年 セザンヌ パリとプロヴァンス
ポール・セザンヌ《りんごとオレンジ》
100%セザンヌ!最晩年のアトリエの一部も再現

静物画などで知られ、「近代絵画」の父と称されるポール・セザンヌ(1839〜1906年)の大規模個展。研究者として世界的に知られるドニ・クターニュ氏監修のもと、セザンヌが生涯に20回以上もパリと故郷プロヴァンスの間を行き来しながら、作品を制作し続けたことに注目、セザンヌの創造の軌跡を2つの場所の対比という新たな視点でとらえる展覧会です。

画家としての出発点となった大作「四季」が4点そろって出品されるほか、静物画の「りんごとオレンジ」、故郷の風景を描いた「サント=ヴィクトワール山」、マティスが所有していたことで知られる「3人の水浴の女たち」など、風景、身体、肖像、静物などテーマごとに数々の名作が並び、見ごたえは抜群です。また、「大水浴」の連作を生み出した晩年のアトリエの一部も再現され、セザンヌゆかりのオブジェなども初来日します。

出品はすべてセザンヌの作品。パリのオルセー美術館、市立プティ・パレ美術館など世界8カ国、約40館の協力で90点もの作品が一堂に会します。油彩、水彩、デッサンなど絵画の種類による違い、創作活動の変遷なども読み取れ、美術ファンならずとも楽しめる内容です。

プロヴァンスで制作された作品ポール・セザンヌ 《サント=ヴィクトワール山》ポール・セザンヌ 《サント=ヴィクトワール山》
1886-87年 フィリップス・コレクション
The Phillips Collection, Washington, D.C.
パリおよびイル=ド=フランスで制作された作品ポール・セザンヌ 《赤いひじ掛け椅子のセザンヌ夫人》ポール・セザンヌ 《赤いひじ掛け椅子のセザンヌ夫人》
1877年頃 ボストン美術館
Photograph©Museum of Fine Arts, Boston. Bequest of Robert Treat Paine, 2nd
開催概要
会期 2012年3月28日(水) 〜 6月11日(月)
休館日 毎週火曜日(ただし5月1日は開館)
時間 10:00〜18:00(金曜のみ20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E
港区六本木7-22-2  
観覧料 一般1,500円、学生1,200円、高校生800円
※中学生以下、および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料
公式サイト http://www.nact.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2013年12月更新