20世紀初期のパリで生まれた新しい美術様式と独創的作風が光る異邦人画家たちの作品を眺める
松岡グループの創業者であり、美術蒐集家としても知られた故 松岡清次郎氏のコレクションから、20世紀初期のエコール・ド・パリ(パリ派)に着目。モディリアーニ、キスリング、ユトリロ、シャガール、藤田嗣治、マリー・ローランサンなどの作品に加え、同時期に活躍したヴラマンク、ピカソらフォーヴィスム、キュヴィスムの画家たちの作品も見られます。
1920年頃は新しい美術様式が次々と生み出された時代で、強烈な色彩と激しいタッチが特徴のフォーヴィスム(野獣派)、パズルのようなキュビスム(立体派)、無意識での心象風景を描いたシュルレアリスム(超現実主義)などが生まれています。しかし、エコール・ド・パリの画家たちはどの流派にも属せず、独自の画風を打ち立てていきました。
松岡美術館は松岡清次郎氏のコレクションを収めた私立美術館で、約1,800点の所蔵品は「東洋陶磁」、「日本の近代絵画・現代絵画」、「中国の明清書画」、「フランス近代絵画」、「ヴィクトリア朝絵画」、「ガンダーラ仏像やヒンドゥー教神像などの古代東洋彫刻」、「現代彫刻」、「古代オリエント美術」など多岐にわたっています。
※会期終了に伴い画像を削除いたしました展覧会名 | モディリアーニ、藤田、そしてピカソ・・・ 情熱と憂愁 ―パリに生きた外国人画家たち |
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会期 | 2012年4月22日(日)〜9月23日(日) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 松岡美術館 港区白金台5-12-6 |
入場料 | 一般800円、中高大生500円、65歳以上・障害者700円 ※小学生以下無料 ※20名以上の団体は各100円引き |
公式サイト | https://www.matsuoka-museum.jp/ |
問合せ | 03-5449-0251 |
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