中国陶磁、応挙や大観の日本画、山下新太郎の洋画…
四季の彩りを描いた作品から作家の季節感を感じ取る
松岡グループの創業者であり、美術蒐集家としても知られた故 松岡清次郎氏。94歳まで自身で蒐集した多彩なコレクションを“カラフル”と捉え、錦秋に相応しい華やかな中国陶磁と、日本人画家による風景画に的を絞った展覧会です。
展示は3つの部屋で展開。最初は、明、清時代の色絵磁器を中心に約50点を展示した中国陶磁。異なる装飾技法の違いを鑑賞できます。続いて、円山応挙、橋本雅邦、横山大観、下村観山をはじめ、山口蓬春や小松均などの日本画。40点を前期後期に分けて展示し、前期では山と水辺、後期は朝焼けや夕暮れの風景が見どころです。最後は、山下新太郎、能登靖幸、金子博信、廣瀬功など、日本人洋画家の四季の風景画。作家の年齢順に並べられた作品を眺めることで、作家のその時の季節感をより強く感じ取れるのが魅力です。
今年の秋は松岡美術館で、豊かな色彩に包まれてみませんか?
※会期終了に伴い画像を削除いたしました展覧会名 | カラフル |
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会期 | 2012年10月3日(水)〜12月19日(水) |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は翌日 |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 松岡美術館 港区白金台5-12-6 |
入館料 | 一般800円、65歳以上・障害者700円、中高大生500円 |
公式サイト | https://www.matsuoka-museum.jp/ |
問合せ | 03-5449-0251 |
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