1枚の写真から見える世界情勢。切り取られた場面が観る者に訴えかける
毎年2月に、オランダで開催される世界報道写真コンテスト。その結果を世界約100カ所で公開する展覧会の東京展です。
コンテストは、前年1年間に撮影されたものが対象で、1枚で表現する単写真と複数枚で構成される組写真の2種類で成り立ちます。56回目となる2013年は、124の国と地域から5,666人が応募し、54人が入賞しました。応募作品総数は10万3,481点で、「一般ニュース」、「現代社会の問題」、「自然」、「スポーツ・アクション」、「日常生活」など9つの部門で55点が選ばれました。
世界報道写真大賞2012には、スウェーデンのポール・ハンセン氏が撮ったパレスチナのガザ地区の写真が選ばれました。問題が複雑に絡み合った現地の状況が胸を打つ作品となっています。そのほかのもインパクトが強く、作品を見ることで報道の意義や平和について考えるきっかけとなるかもしれません。
※会期終了に伴い画像を削除いたしました展覧会名 | 世界報道写真展2013 |
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会期 | 2013年6月8日(土)〜8月4日(日) |
休館日 | 月曜日 (ただし7月15日は開館、翌16日は休館) |
時間 | 10:00〜18:00(木・金は20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都写真美術館 目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 700円、大学生 600円、中高生・65歳以上 400円 |
公式サイト | https://topmuseum.jp/ |
問合せ | 03-3280-0099 |
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