再興院展100年記念 
速水御舟―日本美術院の精鋭たち―

早世の日本画家が描く画風の変遷と交流の軌跡をたどる

今も日本画壇を牽引する美術団体である日本美術院(院展)が1914年に横山大観らに再興されて来年で100年。これを記念して、日本画専門の美術館である山種美術館では、コレクションで最重要の院展画家、速水御舟をクローズアップ。同時代の院展画家とともに当時の作品を紹介する展覧会です。

速水御舟は大正〜昭和初期にかけて活躍した日本画家。約40年という短い生涯の中で、意欲的に創作に取り組み、当時はなかった写実に基づく細密描写、象徴的な装飾様式など、新しい画風を打ち立てました。代表作の『名樹散椿』は昭和の美術作品として初めて重要文化財に指定されています。

会場では、古典学習と構成美の集大成《翠苔緑芝》、写実により幻想的な世界を表現した《炎舞(重要文化財)》などの作品を、同時代に院展で活躍し、交流のあった横山大観、小林古径、安田靫彦 、前田青邨などの作品とともに紹介。院展の芸術をじっくり眺められます。

速水御舟 《山科秋》
1917(大正6)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟 《炎舞》 【重要文化財】
1925(大正14)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟 《白芙蓉》
1934(昭和9)年 紙本・墨画彩色 山種美術館
安田靫彦 《平泉の義経》
1965(昭和40)年 紙本・彩色 山種美術館
横山大観 《富士》
1935(昭和10)年頃 絹本・墨画淡彩 山種美術館
開催概要
会期 2013年8月10日(土) 〜 10月14日(月・祝)
休館日 月曜日 (ただし9月16日、9月23日は開館、翌火曜日は休館)
時間 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 山種美術館
渋谷区広尾3-12-36 
入館料 一般 1,000円、高大生800円
公式サイト http://www.yamatane-museum.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2013年7月更新