日本の風俗を切り取った作品群が放つ独特な世界観
現実の裂け目から異空間を覗き見るような写真表現で、国内外で高い評価を受けている写真家、須田一政の個展です。
1940年、東京神田に生まれ、67〜70年まで寺山修司主宰の演劇実験室「天井桟敷」の専属カメラマンとして活動。71年にフリーランスとなった以降は、人間、生活、街など、風俗全般を洒脱な視点で撮影。モチーフの裏面を見ているような作品群に、発表当初から海外でも認められてきました。
本展では、写真の四隅まで緊張感に満ちた「風姿花伝」シリーズ、即物的に日常風景を切り取った「物草拾遺」シリーズ、初展示の「紅い花」シリーズ、千葉周辺で撮影された新作の「凪の片」シリーズなど、代表作から本展初公開となる新作まで215点を一挙公開します。今は無き風景、人物像や、昭和から現在へと引き継がれる日本の風俗を作家独自の視点で切りとった精緻な銀塩プリントを楽しめます。
※会期終了に伴い画像を削除いたしました展覧会名 | 須田一政 凪の片 |
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会期 | 2013年9月28日(土)〜12月1日(日) |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館、翌火曜休館 |
時間 | 10:00〜18:00(木・金のみ20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都写真美術館 目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 600円、大学生 500円、中高生・65歳以上 400円 |
公式サイト | https://topmuseum.jp/ |
問合せ | 03-3280-0099 |
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